昨シーズンの2014-2015シーズンはミランで得点王だったメネズ
昨シーズンのミランはチームのレジェンドであるインザーギ監督が指揮を執っておりその中心メンバーとして活躍したのがフランス人選手のメネズである。
メネズはパリサンジェルマンから2014年に移籍してきた。
パリではイブラヒモビッチ、カバーニなどのスター選手が数多く在籍しており、メネズは実質二番手の選手だった。
しかしミランに移籍すると過去にセリエAのローマでプレー経験もあったおかげかゴールを量産し
16ゴールを挙げチーム内得点王になる。
日本代表本田圭佑は味方と連携しながら献身的なプレーするのが特徴だが、それとは対照的になるのがこのメネズという選手で
悪く言えば自分勝手なプレーが目立つ選手である。
このプレーから想像するに日本の自衛隊では1日も居られないだろう。
それほどまでに彼はエゴイストなのだ。
メネズは今シーズン怪我で長期離脱をしていたが2月に復帰予定のことでそうなれば本田のライバルが増えることになる。
本田圭佑はイタリアカップカルピ戦で2戦連続のアシストを記録!イタリアメディアから称賛される
イタリア杯準々決勝でミランの10番本田圭佑はまたも魅せた。
トップ下ではなく昨シーズンと同じ右サイドで先発した本田圭佑は前半14分にDFの裏へ通すスルーパスを前線のカルロス・バッカに供給。
するとバッカが落ち着いてラボーナ(軸足の外側に置いたボールを、軸足の後ろから回した蹴り足で蹴る技術)でおしゃれに決めた。
あの辛口なイタリアメディアもこの試合での本田を絶賛。
「ローマ戦と同じく、ミランの中で最も輝いた一人だった。FKはGKにセーブされたが、すぐ後にバッカのゴールをアシストした。守備の際にもカバーリングで穴を開けず、対面した選手たちを苛立たせた」
「特に前半が素晴らしかった。後半も相手にいくつか危険を与えるシーンを作った」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160114-00010005-soccermzw-socc
前回のローマ戦に続く2戦連続アシストを決めた本田はミランに必要不可欠な選手だということを自らのプレーで証明した。
日本代表香川真司もつけている10番とはそもそもどんな選手のことを言うの?
10番がサッカーのエースナンバーとして世に知られるようになったのはブラジルのサッカーの王様で知られるペレがワールドカップで活躍してからだ。
それ以降、ロベルト・バッジョやマラドーナ、ジダンなど時代ごとにスター選手がその背番号をチーム内でつけてきた。
その特徴として3つにまとめると次の通りとなる。
- 正確なキックでゲームを支配する司令塔
- パスセンスがありながら自らもゴールを決められる個人技に優れている
- 観客を沸かすような創造性溢れるプレーができる
これが現代の10番に求められる要素だ。
これに当てはめると本田よりメネズが相応しい?
本田はパスセンスはあるが創造性があるプレーというのは得意ではない。
どちらかというとわかりやすいプレーを選択するのが彼の特徴だ。
日本代表香川真司を思い浮かべれば分かるのだが、プレーのところどころにアイディアがあるのが分かる。
ミランに怪我から復帰間近のメネズもこのタイプで個人技を駆使しゴールを決めるスタイルをとっている。
よって今一番個人の能力が高いのがミランの中ではメネズということになるわけだ。
本田がもし10番の選手に相応しいなら日本代表でも10番に選ばれているはず。
香川が10番をつけていることからも皆さんにお分かりいただけると思う。
本田圭佑は好調を維持できれば10番もポジションもとられない
メネズが復帰すれば実質本田のライバルとなり、ポジションと背番号をはく奪される恐れがある。
ただプレー自体はメネズのほうが10番に近いものの今シーズン数字上で結果を出しているのは本田のほうだ。
試合にすら出ていない怪我明けの選手に本田だってそうやすやすとポジションを取られはしないだろう。
今の活躍を続け、監督から信頼を得ていればベンチに座ることなど絶対にないはずだ。
あと、欲を言うならアシストではなくゴールがほしい。
メネズはゴールハンターだけにそこで比較されると本田の評価は低くなってしまう。
アシスト、ゴール両方で結果を出して今シーズンもミランに残留してしてもらいたいところだ。
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