イニエスタの後釜は?2018夏バルセロナに移籍しそうな3選手がこちら!

サッカーコラム
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圧倒的な強さでラ・リーガを制したバルセロナ。

第37節のレバンテ戦で今季のリーグ戦初黒星を喫するまで、無敗を維持するなど

リーグ戦では順風満帆なシーズンを送った。そう、リーグ戦では。

課題としていたチャンピオンズリーグでは準々決勝でローマに大逆転勝利を許し、

2年連続でベスト8で大会から姿を消した。

来季に向けて課題を残したバルセロナ。冬にもコウチーニョを獲得するなど、

積極的な補強を行ったが、シーズンオフの移籍市場では更なる補強で強化を図りたいところだ。

そのバルセロナに移籍が噂されている実力者を紹介していくので最後まで見てほしい。

 

①【DF】クレマン・ラングレ(セビージャ所属・フランス)

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バルセロナの補強ポイントの一つに挙げられるのがDFラインである。

リーグ戦ではアトレティコ・マドリーに次ぐ失点数の少なさを見せたが、

チャンピオンズリーグでは、ローマに3失点を喫し大逆転を許すなど安定感を欠く場面も。

更にピケとともに守備の要として君臨するウンティティの契約延長が合意しておらず、

去就が不透明で、選手層が薄いため、優先度の高い補強ポイントとなるだろう。

そこでバルセロナが白羽の矢を立てたのが、セビージャに所属するクレマン・ラングレだ。

チャンピオンズリーグでベスト8進出を果たすも、指揮官モンテッラの解任、

ヨーロッパリーグの出場権を逃すなど、終始不安定な戦いを見せたセビージャの中で

チーム最多のリーグ戦35試合に出場し、安定したパフォーマンスを見せたのが、

このフランス出身の23歳の若武者だった。

1対1や空中戦に強い上に、スピードも併せ持ち、チャンピオンズリーグではマンチェスターユナイテッドのルカクも完封した。

尚且つ左足から精度の高いパスを供給し、ビルドアップにも参加できる現代的なCBで

バルセロナのスタイルにも難なく対応できるだろう。

移籍のポイントとなるのは前述のウンティティの去就だろう。レギュラーとしてプレーを望んでいるラングレにとって

同じフランス国籍で左利きのCBの動向は重要なポイントとなると思われる。

 

②【MF】クリスティアン・エリクセン(トッテナム所属・デンマーク代表)

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今季終了後、バルセロナは重要な選手を失った。22年所属したキャプテン、アンドレス・イニエスタである。

そのキャラクターはさることながら、高い技術力で中盤に君臨し続けたイニエスタの存在は非常に大きいものだった。

その後釜としてバルサが獲得を目論んでいるのが、デンマーク代表もエリクセンだ。

このトッテナムが誇る若き将軍は高精度のパスを両足から繰り出し、スパーズの中盤に君臨。

ここ近年のトッテナムの躍進の中心選手としてプレーしている。

状況判断力にも優れており、足元の技術も高水準とイニエスタに酷似している部分もあり、

さらには豊富な運動量と高い得点力も兼備しており、それはイニエスタには無かった能力だ。

トッテナムとしてはチームの中心選手でケインと同じく放出には徹底抗戦の姿勢だが、

当の本人はバルセロナへの移籍の噂に対し以下のコメントを残している。

「バルサは偉大なクラブだ。彼らにノーと言える選手がたくさんいるとは思えない」

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サッカーをプレーするものにとってバルセロナは憧れのメガクラブ。

エリクセンはバルサへの憧れを取るのか、スパーズへの忠誠心を取るのか。

 

③【FW】アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー所属・フランス)

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バルセロナの補強の噂で最も話題を集めているのが、このアトレティコ・マドリーのエースの移籍の噂だ。

今季のバルセロナはネイマールをパリサンジェルマンに放出し、

ドルトムントからウスマン・デンベレを獲得したが、思うようなプレーができなかった。

冬にコウチーニョを獲得したが、チャンピオンズリーグ制覇の為、

更なる攻撃陣の強化を目指している。

確かにグリーズマンはリーグでは19ゴールを挙げ、チームを2位に導き、

なによりもヨーロッパリーグでは決勝で2ゴールを挙げ、優勝に多大なる貢献を見せた。

もちろんどのクラブもほしいFWだ。

しかしバルセロナに本当に必要かは疑問が残る。

仮にグリーズマンが加入する場合は現行の4-4-2のシステムを変更する必要があり、

そのまま4-4-2を継続する場合はメッシ、スアレスの2トップがファーストチョイスで

グリーズマンはその控えとなる可能性が高い。

また、4-4-2のダイヤモンド型でトップ下にメッシ、2トップにスアレス、グリーズマンという

システムをチョイスした場合はコウチーニョとデンベレの起用法が問題となる。

このようにグリーズマンの獲得はチームの構成に良くも悪くも大きな影響を及ぼすだろう。

メッシ、スアレス、グリーズマン、コウチーニョと非常に魅力的な攻撃陣となるが、

チームのバランスが崩れるリスクも大いにある。

システムの編成も含めて、グリーズマンの動向は非常に興味深いものとなるであろう。

悲願のチャンピオンズリーグ制覇へ、コウチーニョなど冬の新戦力の本領発揮も待たれる

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ここ近年のチャンピオンズリーグでは望むような結果が残せず、

多くの失望を味わってきたバルセロナ。

来季は是が非でもビッグイヤーを獲得したいところだろう。

そのためには、前述した新戦力の獲得と活躍はもちろんだが、

既存の戦力のパフォーマンスも非常に重要なポイントとなる。

136億円で鳴り物入りで加入したデンベレ、冬の目玉補強だったコウチーニョ。

特にこの2名は期待されていたプレーができているとは言い難い。

言い訳ができない加入2シーズン目を迎えるだけに、活躍は必須である。

悲願の欧州制覇の為に、スペイン王者はどのような進化を見せるのか、

バルベルデ政権2年目のバルセロナに注目だ。

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