国内移籍が超活発!Jリーグ【2016-2017移籍】元日本代表18選手を紹介!

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大久保嘉人 FW  川崎フロンターレ→FC東京

大久保は去年こそ得点王になれなかったものの

二桁ゴールをあげ相変わらずの存在感を示した。

川崎フロンターレに移籍したことで点取り屋としての才能が

目覚め、司令塔中村憲剛とも相性は良かった。

そして自ら挑戦することを目標に来季はFC東京でプレーすることが

もう決まっている。

元日本代表前田遼一との夢の2トップで得点量産を期待したいが

東京には中村憲剛ほどのパスセンスがあるボランチがいないだけに

不安な面はあるが・・・

 

平山相太 FW  FC東京→ベガルタ仙台

かつて国見高校時代に怪物と呼ばれ、日本代表にも選ばれた

選手でFC東京には11年間在籍。

2016年シーズンは15試合に5ゴールをあげた。

怪我に悩まされてきたが、新天地でシーズンフルで活躍する姿が

みられるだろうか。

 

 

工藤壮人 FW  バンクーバー・ホワイトキャップス→サンフレッチェ広島

アメリカのMLSに去年移籍し、初の海外挑戦を果たした。

そして来季は古巣柏レイソル復帰ではなく、

サンフレッチェ広島に移籍することが決まっている。

この移籍に対し、工藤に直接ツイッターで批判をしたサポーターも

いたらしく、紫のユニフォームを着るのが耐えられなかったのだろう。

サンフレッチェは浅野を去年シーズン途中で放出し、長年

チームを牽引してきた佐藤寿人も名古屋へと移籍した。

点を確実にとれるストライカーを探していたが、それがまさか

の工藤とは。

これで今シーズン得点王だったピーター・ウタカと共に

得点の量産が可能となった。

あとは短い期間にどれだけチームにフィットできるかということだろう。

 

家長昭博 MF  大宮アルディージャ→川崎フロンターレ

去年のリーグ戦、大宮アルディージャを5位に押し上げたのがこの家長の活躍である。

かつて遠藤保仁の後継者とも言われ、その才能はミランにいる本田なんかよりも

ガンバジュニアユース時代にははるかに上だった。

そのセンスあるプレーに酔いしれる観客も多いのではないだろうか。

そんな大宮アルディージャを支配していた家長は

川崎フロンターレで来季は戦うことになる。

大久保嘉人が移籍したことで攻撃力低下が懸念された川崎にとって

この天才レフティが加入したことは非常にいい補強だったのではないだろうか。

なお家長のこの移籍のため大宮は清水から10番大前元紀を獲得。

完全に玉突き移籍となってしまった。

 

高橋秀人 MF  FC東京→ヴィッセル神戸

ザッケローニ日本代表監督に日本代表に呼ばれ、

イケメンとしても話題の高橋は

来季、ヴィッセル神戸へと移籍する。

言葉が通じないネルシーニョ監督の下、戦術を理解することは

困難を極めるかもしれないが

元々頭のいい選手であることからすぐに定位置をつかむのではと

思う。

 

田中順也 FW  スポルティング→ヴィッセル神戸

ポルトガルのスポルティングから今季柏レイソルへとレンタル移籍し

来季はヴィッセル神戸でプレーすることが決まった。

ネルシーニョ監督は自分の教え子を取るのがうまいがこれで

田中順也も恩師の下へと帰還できたということか。

長年一緒にやっていただけに戦術理解にはそれほど時間を要さず

即戦力としてレアンドロと共に大暴れをすることが期待される。

ポルトガルでは思ったような活躍はできなかったかもしれないが

その経験はチームにいい影響を及ぼすはず。

是非とも新天地で頑張ってほしい。

 

 

川又堅碁 FW  名古屋グランパス→ジュビロ磐田

川又はハリルホジッチが監督に就任した当初、呼ばれた元日本代表の

ストライカーで、来季はジュビロへの加入が決まっている。

名古屋では65試合に出場して18得点を決めたが、去年はわずか5ゴールだった。

古巣新潟からもオファーがあったが条件面で良かったジュビロに最終的に加入。

ジェイや森島が退団し、攻撃力低下が危ぶまれていたジュビロにとっては

いい補強だったと感じる。

 

 

矢野貴章 FW  名古屋グランパス→アルビレックス新潟

矢野はかつて岡田監督の元、日本代表として南アフリカワールドカップを戦った

元日本代表で、来シーズンは名古屋を離れ、古巣アルビレックス新潟に移籍することが決まった。

元々はFWであったが、右サイドバックのイメージが定着しつつあり、

新潟がどのような起用で使うかが楽しみなところ。

 

永井謙佑 FW  名古屋グランパス→FC東京

名古屋からの流出が止まらない。

ついに永井も名古屋から噂のあったFC東京に移籍することが決まった。

俊足を活かし、調子がいいときは相手のDFはどうしようもなくなる快速FWが

FC東京に来たことで、このクラブの陣容はJリーグナンバーワンと

いっても過言ではなくなった。

川崎の大久保、前田遼一という点取り屋に加えて、永井とはなんとも贅沢である。

 

六反勇治 GK  ベガルタ仙台→清水エスパルス

我が清水エスパルスはゴールキーパーが好きなのか、元日本代表の六反を

ベガルタ仙台から獲得。

中村俊輔のFKには弱いが、コミュニケーション能力が高いGKで

セービング力はかなり高い。

ハリルホジッチ監督にも代表に呼ばれただけに、その能力は非常に高いといえよう。

 

林彰洋 GK  サガン鳥栖→FC東京

195cmの日本人としては規格外の世界基準の身長を持つゴールキーパー。

2013年からサガン鳥栖の正GKとして活躍したが

来シーズンはFC東京へと移籍するようだ。

今夏の移籍市場の主役は完全にFC東京。

林まで獲得とは・・・来季は3冠が目標なのだろうか。

 

太田宏介 DF  フィテッセ→FC東京

またまた元日本代表といっても最近まで呼ばれていた太田宏介が

オランダから日本に帰り、FC東京へと戻ってくる。

海外の経験を積んだ、左足のクロスが自慢のサイドバックは

FC東京にとって、川崎の大久保以上に嬉しい補強だったのではないだろうか。

 

中村俊輔 MF  横浜Fマリノス→ジュビロ磐田

日本代表の元10番で国内のみならず、

海外からも高い評価を受ける天才レフティー。

現在38才と高齢だが、その技術は錆びついてはおらず

むしろFKに関しては、精度が年々上がっているようにも思える。

今回、磐田の移籍を決断した俊輔ではあるが

いくつか疑問が残る。

年俸もマリノスは昨シーズンの1000万ダウンの額を提示したのに

対し、磐田は8000万円と億にも届いてない額だった。

しかし俊輔はマリノスのベテランの扱い、監督がやろうとしているサッカーを

良くは思っていなかったようで、価値観が合わず、移籍を決断したように思える。

マリノスはまた戻ってきてほしいと願い出たそうだが、俊輔は

これを拒否。磐田に骨を埋める覚悟と会見で語っていた。

磐田は俊輔に背番号10を用意、しかも俊輔と共通点が多い

名波浩が監督という点も移籍を前向きにしたのではないかと考える。

かつてレアルからインテルに移籍したフィーゴのように

全盛期を過ぎてもファンを魅了したプレーを磐田でもするだろう。

 

明神智和  MF  名古屋グランパス→長野パルセイロ

38才となった元日本代表のボランチは降格した名古屋から無情の

戦力外通告を受け、退団しJ3の長野パルセイロへと移籍した。

引退し、ガンバ大阪にコーチとして復帰するという噂もあったが

最終的にカテゴリーを2つ落としJ3で現役続行を決めている。

 

田中マルクス闘莉王 DF  名古屋グランパス→京都サンガ

2016年シーズン、名古屋は降格し選手の人員整理が行われ

ベテラン選手が大量に解雇された。

シーズン途中から加入し、救世主のごとく活躍した闘莉王も

その一人となり、クラブを退団。

来シーズンは京都で戦うことに決まった。

闘莉王が入ったことで京都はかなりの戦力補強になったと思われる。

岩政が入った、ファジアーノ岡山のような大躍進を来シーズンはみせてくれることだろう。

 

佐藤寿人 FW  サンフレッチェ広島→名古屋グランパス

J1通算歴代2位の161ゴールをマークしている忍者のごとく

ゴールを量産してきたストライカーの見本。

広島愛を強調してきた選手だったが、今冬J2に降格した名古屋へと移籍

やはり試合に出られないことが寿人にとってはつらいようで

来シーズンも広島ではスタメンで出られる保証はなく

そういう意味では移籍は正解だったように思える。

3シーズンぶりに復帰した玉田とのコンビネーションにも

注目したい。

 

玉田圭司 FW  セレッソ大阪→名古屋グランパス

元日本代表で名古屋グランパスのリーグ優勝を経験している

選手の1人。

セレッソ大阪では57試合で13得点とストライカーとしては

物足りなさを感じる数字であることから

名古屋が獲得した理由はよくわからない。

単純に代表としての経験をチーム内に持ち込みたかったのだろうか・・・

 

山瀬功治 MF  京都サンガ→アビスパ福岡

山瀬は元日本代表岡田監督の教え子であり、

コンサドーレ、マリノスや日本代表で共に戦った戦友でもある。

2013年から京都サンガでプレーし、2016シーズンで契約満了となったため

戦力外の扱いを受けアビスパ福岡へと移籍することになった。

代表としては2006-2010に召集され、浦和時代にはナビスコ優勝を経験している。

経験値豊富な選手が元日本代表である井原正巳監督の下どんなプレーをするのか

今からとても楽しみである。

 

例年以上に2100億円の大型放映権契約でJリーグの移籍市場は活発。来シーズンの降格争いはおもしろくなるかも?

Jリーグ国内の移籍は分配金が増えることもあってか各クラブすごく活発である。

これにはイギリスのパフォームグループと10年で2100億円の超大型放映権契約を

Jリーグが結んだことが起因している。

しかしこれによって慣れ親しんだスカパーの放映はなくなり、

来シーズンはDAZNという動画配信サイトやアプリから視聴することになる。

月額は1750円。

とこの話はここまでにして話を戻そう。

冬の移籍はまだ終わったわけではないが、一通り大物の移籍は終わったような感じがある。

海外移籍がないのが残念ではあるが、1月31日まであるのでもしかすると

マリノス斎藤や柴崎などが海へと渡るかもしれない。

また今季の移籍市場では名古屋が予想通り草刈り場にあったが

他にも若返りをすすめようとするマリノスからMF兵藤慎剛、GK榎本

そして中村俊輔と長年マリノスを支えてきた選手たちが移籍。

2016シーズンのマリノスのリーグ順位は10位。半分よりも下である。

そんなチームが強引に若返ろうとベテランを一気に切っても

チーム状態は良くなるどころか昨シーズンの名古屋のように

なってしまう恐れもあるだろう。

来シーズンのJリーグの優勝争いや降格争いは意外なチームがするではと

私は予想している。

補強大失敗!とシーズン途中で書かれないよう、今から各クラブは新戦力を

しっかり分析して来シーズンの長い戦いに備えてほしい。

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