自動昇格はコンサドーレ札幌と清水エスパルスに決定。松本山雅は僅差でプレーオフに回る
今年のJ2は上位陣の実力が拮抗しており、最終節を前にしても昇格が決定したチームはいなかった。
最終節で引き分けたコンサドーレ札幌が勝ち点で全てのチームを上回り優勝。
松本山雅も勝利し2位での自動昇格の可能性を残したが、清水エスパルスも勝ったため、得失点の差で3位ということになった。
松本山雅をはじめとする、4クラブが争うJ1昇格プレーオフ。
準決勝は11/27日曜日
決勝は12/4日曜日に行われる。
そのプレーオフに出場するチームの豪華すぎる注目選手を今から紹介していく。
3位松本山雅の注目選手はGKシュミット・ダニエル
シュミット・ダニエル GK 23才
先日日本代表ハリルホジッチ監督が、日本代表候補合宿を開催しそこでJ2から唯一選ばれたのが
このシュミット・ダニエルである。
196cmの恵まれた体格から世界基準とハリルホジッチは評価しており、ヨーロッパで活躍するゴールキーパーのほとんどが
190cm以上であることから日本がこれから世界と渡り合う上で欠かせない選手になることが期待される。
そんなダニエルが所属するのが松本山雅で2016年にベガルタ仙台からレンタル移籍でやってきた。
次のシーズンはおそらく別のチームにレンタルかベガルタ仙台復帰となるのではと思うので、松本山雅での勇姿を是非プレーオフで焼き付けておきたい。
ちなみに好きな芸能人はローラ・松岡茉優・木村文乃で最近の悩みはどのダウンジャケットを買えばいいか悩んでいるのだそう。
サイズが日本ではないのだろうか。
4位セレッソ大阪の注目選手は日本代表山口蛍と天才柿谷曜一郎の2人
柿谷曜一郎 FW 26才
元日本代表でスイスのバーゼルから今季セレッソ大阪を1部に復帰させるために戻ってきた日本の天才。
その攻撃センスはリーグ序盤から発揮されたが、怪我で5ヶ月の長期離脱を強いられてしまう。
11月6日の愛媛戦で実戦復帰しており、昇格プレーオフにも出場予定だ。
昇格という最低のミッションをこの天才は自身のプレーで遂行することができるのか。注目したい。
山口蛍 MF 26才
現役の日本代表で、ドイツのハノーファーから今季セレッソに戻ってきた。
ザッケローニ監督率いる日本代表としてブラジルワールドカップにも出場し、怪我のため前監督アギーレには一度も召集されなかったが
ハリルホジッチ監督からは東アジアカップ以降、絶大な信頼を得ており柴崎岳や柏木陽介とのボランチ争いを制している。
そんな日本代表である山口蛍がみれるJ2のプレーオフは必見で、他チーム在籍の元日本代表選手とのマッチアップはみどころの1つだ。
5位京都サンガは元日本代表山瀬功治に注目
山瀬功治 MF 35才
元日本代表で横浜マリノス時代に岡田監督の下でブレイクした選手。
岡田監督が日本代表監督に就任した際には中心選手として活躍したが南アフリカワールドカップでは代表メンバーから漏れている。
そんな山瀬も35才というベテランとなったが、シュート力、ドリブルチャンスメイクは健在で守備スキルも高い。
今季は先発30試合しており、調子がいいとみえる。
プレーオフで彼のプレーがみれるのは嬉しいことだ。
5位ファジアーノ岡山にはリオオリンピック出場の矢島や元日本代表の加地、岩政などタレントが揃う
矢島慎也 MF 22才
リオオリンピックに出場した選手の中で唯一のJ2所属選手であり、浦和レッズのユースから上がってきたのがこの矢島である。
来季は浦和レッズへの復帰が濃厚とされ、ファジアーノ岡山ではこのプレーオフが最後となる。
また顔もイケメンで女性もみていられる選手の1人だ。
この選手の持ち味はなんといっても中盤からのビルドアップ力。これはJ2の中でも飛びぬけていて、プレーオフの試合でも数多くみられるに違いない。
加地亮 DF 36才
ガンバ大阪で一時代を築いた右利きのサイドバック。
日本代表として数多くの試合に出場し果敢なオーバーラップによる攻撃参加をジーコとオシムは高く評価。
岡山では精神的なケアを含めてチームを引っ張り、主に右ウイングバックとして出場。先発は25試合。
岩政大樹 DF 34才
2010年南アフリカワールドカップと2011年アジアカップの日本代表メンバーに選ばれた元鹿島のCB。
鹿島アントラーズで10年間プレーした後、タイのクラブへと移籍。
そして2015年から現在のファジアーノ岡山でプレーしている。
経験豊富なこのCBが影でチームを支えているからこそ今季のファジアーノはここまでこれたわけで
プレーオフでもチームの精神的支柱として存在感を発揮することだろう。
J1に昇格できるのは残念ながらこの内の1クラブだけ。来季は名古屋グランパスの佐藤寿人などJ2は今年よりも熱い
J1でみたい選手ばかりが揃うプレーオフに出場する今回のクラブたち。
一部の選手はレンタル復帰となればまた違うチームでJ1で戦う勇姿をみれるかもしれないが
そうでない選手は所属クラブが昇格できなければまたJ2で戦うことになる。
名古屋グランパスが今季J2へと降格したが、サンフレッチェ広島の佐藤寿人をとり、相変わらず豪華な面々が揃っているクラブだ。
来季もJ2で元日本代表の選手たちがみれるのはJリーグファンにとっては嬉しい限りである。
今季のプレーオフはどこが最後にJ1への切符を勝ち取れるか?非常に楽しみだ。
セレッソは昨シーズンの悔しい思いをぶつけたいだろうし、今季あとちょっとで自動昇格を逃した松本山雅は
勝たなければ納得はしないだろう。
各クラブがプライドを賭けて挑む昇格プレーオフ争いを是非みなさんも楽しんでほしい。
激戦必至のプレーオフは明日の11/27 15:30キックオフとなります。
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