J1残留へ生き残るのはどのチームか?残留争いをする5チームの今後の対戦カードとみどころを紹介!

Jリーグ
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Jリーグ2016シーズンの降格はどの3チームか?

Jリーグも残り3試合となりいよいよクライマックスに突入した。

2ステージ制になったため、チャンピオンシップに出場するチームはまだ年間王者を決める大事な試合があるので

まだ終わりではないが

それ以外のチームはこの3試合で今シーズンのリーグ戦は終わる。

中でも残留争いは今シーズン5チームで争われており、降格するチームは最下位のアビスパ福岡しか決まっていない。

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そんなファン泣かせの非情ともいえる争いをするチームの今後の対戦カードとみどころを紹介していこう。

 

年間順位13位 年間勝ち点32 ジュビロ磐田の残り3節の対戦相手

名古屋グランパス アウェー


今シーズンの開幕戦でジュビロ磐田が戦ったのがこの名古屋である。

小倉隆史を新監督に迎えた名古屋は、ノバコビッチに代わる新戦力シモビッチが

圧倒的な空中戦の強さをみせヤマハスタジアムでジュビロを下した。

なお2009年10月以降の両者の対戦成績をみるとジュビロが勝ったことは一度もない。

名古屋は今シーズン成績が今一つで残留争いをしているが、監督が代わってから好調だ。

セカンドステージになってから勝ち星が1と波に乗り切れないジュビロは勝つことができるのだろうか。

浦和レッズ ホーム


今シーズンのファーストステージ、ジュビロはアウェーで浦和レッズを下した。

この時のジュビロがチームとしてのピークだったのもあり、浦和には勝てたのは素晴らしかったと思う。

ただここのところの優勝する勢いがある浦和を今のジュビロが止めるようには到底思えない。

エコパで試合をするとはいえ予想は勝ち点0だ。

ベガルタ仙台 アウェー


ベガルタとジュビロはホームでファーストステージを戦い、3-0でジュビロが勝っている。

過去の対戦成績をみても7試合やって1勝6引き分けと勝ち星は今シーズンやっとあげたが

負けてはいない。

ということはアウェーであっても勝ち点1は確実に取れるという相手だろうか。

ただ名古屋と浦和を落としていた場合はこの最終節仙台に勝たないと残留は厳しいかもしれない。

年間順位14位 年間勝ち点30 アルビレックス新潟の残り3節の対戦相手

浦和レッズ ホーム


降格圏内との勝ち点差は僅かに2というアルビレックス新潟にとって、負けられない1戦がこの浦和。

しかしジュビロのときも話したが、今年の浦和は好調すぎて

残留争いをしているチームから勝ち点を取りこぼすことはないと思える。

また過去をさかのぼると新潟にとって浦和は最悪の相性で最後に勝ったのは10年前の2006年である。

ファーストステージのときと同じく引き分ければ御の字か。

ガンバ大阪 アウェー


浦和との地獄の1戦が終えると今度は強豪ガンバ大阪との試合が待っている。

しかもアウェー。

宇佐美がいなくなったとはいえ、好調のガンバ。

浦和と同じく、こちらも相性はいいとは言えず、最後に勝ったのは2009年である。

引き分ければよしだろう。

ファーストステージのときのように粘り強い守備をすれば十分に可能と思える。

サンフレッチェ広島 ホーム


地獄の上位3連戦の最後はサンフレッチェ広島である。2012年以降、引き分けか黒星続きの相手だけにホームであっても勝つことは難しい。

仮に浦和とガンバと勝ち点1ずつを分けあったとしてもこの時点で勝ち点は32。

他チームの状況によっては広島に勝っておかなければ残留は厳しいラインといえる。

浦和とガンバはルヴァンカップ決勝で死闘を演じたチームだけに勢いがある。

勝つ可能性があるとすればこの広島だけになんとか攻略したいところ。

 

 

年間順位15位 年間勝ち点29 名古屋グランパスの残り3節の対戦相手

ジュビロ磐田 ホーム

ジュビロのときの説明と重複してしまうが、とにかく名古屋の場合は今好調であることから

普通にサッカーをすればホームでジュビロ相手に負けることはないだろう。

エース永井謙佑の奮起に期待がかかる。

ヴィッセル神戸 アウェー


仮にジュビロ磐田に負けた場合、名古屋の残留への道は厳しくなる。

ではそうなったとき、勝ち点6をここからの2試合でとらなければならないが

今のヴィッセル神戸だけは簡単に勝たせてくれる相手ではないだろう。

名古屋は比較的ヴィッセル神戸とはリーグ戦では相性が良く2008年以降の試合で負けたのは今シーズンの5月の試合だけである。

ただ今シーズンのヴィッセル神戸はペトロ・ジュニオール、レアンドロが好調すぎて上位チームでさえも勝つことが困難なチームと化している。

闘莉王率いる守備陣に抑えてもらい引き分けが妥当か。

湘南ベルマーレ アウェー


今シーズン、永木や遠藤航がいなくなり弱体化してしまった湘南ベルマーレ。

やっているサッカーは昨シーズンから変わらないが、苦しい試合が続いている。

まだ残留できる位置にこの時点で彼らがいるかはわからないが、降格を決まっていた場合

名古屋相手に控えでやってくることも十分に予想できる。

この3チームの中では勝ち点3が計算できる相手か。

 

年間順位16位 年間勝ち点28 ヴァンフォーレ甲府の残り3節の対戦相手

アビスパ福岡 アウェー


すでに降格が決まっているアビスパ福岡と試合ができるのはヴァンフォーレにとって幸運だろう。

比較的楽に試合に勝たせてくれる可能性が高い。

ここで勝てれば勝ち点は31。残留ラインは35以上であることからあと1試合勝ち引き分けなら甲府の残留は決定する。

逆に言えば絶対に落とせない試合であるし、負ければかなり危うくなるだろう。

湘南ベルマーレ アウェー


もし仮にベルマーレの勝ち点が甲府と対戦するまでに増えていなかったらベルマーレは降格が決定している可能性が高い。

名古屋がジュビロに勝ち、アルビレックス新潟が負けると勝ち点30がギリギリ残留ラインとなる。

2試合で勝ち点6しか上積みできない湘南は勝ち点27しかいかず、そうなれば甲府には楽勝の相手だと思いたいが

ここ最近の試合をみると必ずしも成績が安定しているわけではなく、黒星も何個かついている。

足元を救われる可能性があるだけに、湘南が仮に降格を決めていても、

実力的には自分たちのほうが上という認識では試合をしないほうがいいだろう。

サガン鳥栖 ホーム


セカンドステージに入り、ようやくフィッカデンティ新監督のサッカーが浸透してきたサガンは一時期

ステージ優勝争いができるくらいまで巻き返した。

ここ4試合は勝ちがない状況だが油断できない相手である。

ヴァンフォーレ甲府とサガン鳥栖の対戦成績をみるとほぼ互角といっていい。ただ他チームの結果次第では

2連勝している前提でいけば甲府は残留を決めている可能性は高く、分析する必要はないかもしれないが・・・

 

年間順位17位 年間勝ち点21 湘南ベルマーレの残り3節の対戦相手

大宮アルディージャ アウェー

ヴァンフォーレ甲府 ホーム

名古屋グランパス アウェー

湘南ベルマーレについては大宮アルディージャに勝てるかが運命の分かれ道となる。

初戦を落とせば残留するには非常に厳しくなり、ヴァンフォーレ甲府の試合の結果を待たずして降格も十分にあり得るからだ。

相手がどんな強敵であろうと奇跡を信じ、3試合で勝ち点9をとること。

そうすれば逆転での残留も夢ではないだろう。

 

降格圏内から脱出した名古屋グランパスが残留できるかに注目したい

名古屋グランパスは残り3試合、現時点でチャンピオンシップに出場するチームとの対戦はない。

ヴィッセル神戸は強敵だが、後の2チームは戦力的に名古屋が上回っているため勝つことは十分可能である。

闘莉王1人で立て直したようなチームだが、今が本来の名古屋グランパスだったといえる。

降格圏内を自力で脱出した名古屋の逆襲がこの3試合でなされるのか個人的には注目したい。

 

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