セレッソ大阪と清水エスパルスは自動昇格２位を争うクラブ同士
セレッソ大阪と清水エスパルスは３位と５位で勝ち点差は6。
清水エスパルスがもし仮に勝てば勝ち点差はわずかに3となり、逆に負ければ２位の勝ち点64である
松本山雅から大きく離され、自動昇格がすごく遠くなってしまう。
そんな大一番の自動昇格を争うクラブ同士の対戦が先週の日曜日に行われた。
セレッソ大阪が先制するも清水エスパルスが北川航也と鄭大世、白崎などの活躍により勝利
セレッソのホームで行われたこの試合が動いたのは後半だった。
セレッソ大阪のチーム一筋14年目の酒本憲幸が先制のゴールを決めた。
アウェーで後半に逆転するしかない苦しい状況になってしまったが
清水エスパルスの若い選手達が奇跡を起こす。
前半から絶好調の鄭大世を中心に中央から惜しいシーンを多く作っていた清水は
相手の足が止まってきた後半、途中交代の20才FW北川が中央突破からゴールを決めた。
これで同点にしたエスパルスは、アディショナルタイムにも中央のバイタルエリアから
強烈なシュートを白崎が決め逆転。
逆にセレッソは簡単にバイタルを空けてしまう守備の脆さを露呈した。
セレッソが敗れたことで清水が勝ち点差3に詰める。J2残りの試合は８節。松本山雅の勝ち点は67。
セレッソが敗れたことで2位と3位の差が広まり、勝ち点差は4となっている。
松本山雅は2014年シーズンに自動昇格を経験しているチームであり、今シーズンも安定した強さを保っている。
J2は残り8節。
2014年シーズンのこの時期の松本山雅は6勝1敗1引き分けと隙のない強さを披露しており
今シーズンも失点の少なさからおそらく似たような成績になるのではと感じる。
またセレッソは順位こそ変動がなかったものの清水エスパルスに勝ち点差3に詰められ厳しい状況となってしまった。
松本山雅は次節ファジアーノ岡山、39節ロアッソ熊本に勝てれば自動昇格の可能性は一気に高くなる
松本山雅は今シーズンも堅い守備を構築し、失点数がとても少ない。
残りの8節の対戦するチームで松本山雅が負けたのは
ファジアーノ岡山と
ロアッソ熊本だけである。
ということは次節の4位ファジアーノ岡山に勝てれば、仮にロアッソに負けたとしても
3位との勝ち点差を考えれば自動昇格はほぼ決まりなのではと個人的には思う。
3位セレッソ、5位清水エスパルスも8節全勝するとは考えにくく、松本山雅が最終節を前に
自動昇格を決める可能性だってある。
とにかく次節の4位ファジアーノと松本山雅との1戦は要注目ということだ。
我らが清水エスパルスの自動昇格を実現するためにも岡山には死に物狂いで頑張ってほしいところだが・・・
コメント