2016-2017シーズンの優勝はどこか?【世界一強いリーグ】リーガエスパニョーラの大胆優勝予想!

サッカーコラム
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  1.  リーガ勢がチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)を席巻した2015-2016シーズン。それでもリーグ覇者は・・
  2. 優勝大本命はFCバルセロナ。アウベスやアドリアーノといったベップ時代のメンバーを放出。キーパーのブラーボがベップのシティへ移籍。
    1. クラウディオ・ブラーボ
    2. ヤスパー・シレッセン
    3. サミュエル・ウムティティ
    4. リュカ・ディーニュ
    5. アンドレ・ゴメス
    6. パコ・アルカセル
    7. デニス・スアレス
    8. ムニル・エル・ハダディ
  3. レアル・マドリードは監督ジダンが続投。アルバロ・モラタ、マルコ・アセンシオを今夏の移籍市場で買い戻す
    1. アルバロ・モラタ
    2. マルコ・アセンシオ
  4. シメオネ体制7シーズン目のアトレティコ・マドリーはガメイロ、ニコ・ガイタン、シメ・ヴァサリコ、ディオゴ・ジョタなどを今夏の移籍市場で獲得
    1. ケビン・ガメイロ
    2. ニコ・ガイタン
    3. シメ・ヴァサリコ
    4. ディオゴ・ジョタ
    5. アンドレ・モレイラ
  5. 前監督がPSGに移籍したセビージャFCはコケ、バネガ、ガメイロ、レジェス、ジョレンテなど昨シーズンの主力が退団。その代わりシティのナスリなど大量に補強。
    1. コケ
    2. エベル・バネガ
    3. グジェゴシュ・クリホビアク
    4. ホセ・アントニオ・レジェス
    5. フェルナンド・ジョレンテ
    6. ルシアーノ・ビエット
    7. マティアス・クラネビッテル
    8. ガンソ
    9. フランコ・バスケス
    10. ホアキン・コレア
    11. サルヴァトーレ・シリグ
    12. サミル・ナスリ
  6. 日本代表清武弘嗣が所属するセビージャは何位?リーガの2016-2017予想順位を発表!ブックメーカーの優勝オッズも紹介
    1. ブックメーカーウィリアムヒルのリーガ優勝オッズは?
      1. バルセロナ 1.67
      2. レアル 2.37
      3. アトレティコ 21.0
      4. セビージャ 101.0
    2. 関連

 リーガ勢がチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)を席巻した2015-2016シーズン。それでもリーグ覇者は・・

現地時間8月19日から開幕したリーガ・エスパニョーラ。

15~16シーズンのクラブシーンでのヨーロッパコンペティション(CL/EL)でのリーガ勢の強さは凄まじいものがあった。

CLの決勝は、2シーズンぶりのレアル・マドリー対アトレティコ・マドリーのマドリーダービーとなり、

PK戦の末マドリーがアトレティコを下し2シーズンぶり11度目のCL制覇“ウン・デ・シマ”を達成。

この3シーズンでCLの決勝に延べ5チームが進出し、3度ともリーガ勢が栄冠を勝ち取っている。

また、ELではセビージャが3連覇中。昨シーズンのベスト4には3チームを送り込んでいる。

チェルシーやユヴェントスのようなCL16強常連のチームが出場したことなどにより、ELへの注目度はここ2,3シーズンで格段に上がった。

それによって多くの人が気付かされたのが、リーガのレベルの高さ。

何シーズンか前までは、バルセロナとマドリーの2強だけと揶揄されていたが、

13~14シーズンにアトレティコが2強からリーグタイトルを奪い、

CLでも準優勝したことで現在は一般的には3強と言われているが、かつての2強とは意味が異なる。

あまりに、この3チームが強すぎるというだけであり、

そのすぐ下のグループには、セビージャやビジャレアル、

アスレティック・ビルバオ、バレンシアといったCLやELの常連クラブがずらりといる。

最早、ヨーロッパコンペティション(UFFAチャンピオンズリーグ)より難しいリーグと言っても良いレベルなのだ。

そんな、世界最強のリーグの優勝予想などをしていきたい。

 

優勝大本命はFCバルセロナ。アウベスやアドリアーノといったベップ時代のメンバーを放出。キーパーのブラーボがベップのシティへ移籍。

今シーズンもリーガの覇権争いはこのカタルーニャの雄を中心に展開されるだろう。

昨シーズンは、史上初の2シーズン連続3冠を目標に戦ったものの、

CL準々決勝でアトレティコに敗れ、CL連覇を逃した。

それでも、リーガとコパ・デル・レイは連覇し、2シーズン連続で国内完全制覇は達成した。

今シーズンは、長年チームの右サイドを支えてきたブラジル代表ダニ・アウベスやサイドのスペシャリストにして、

アウベスとともにムードメーカーとしてもチームを支えてきたアドリアーノ・コレイラといった

ペップ時代を知る古株メンバーが複数人退団。

また、ここにきて守護神

クラウディオ・ブラーボ


のマンチェスター・シティが決定し、

アヤックスからオランダ代表GK

ヤスパー・シレッセン


の獲得が決定するなど

GKの入れ替えが行われた。

ただ、大型補強でDFにフランス代表の

サミュエル・ウムティティ

リュカ・ディーニュ


MFにポルトガル代表

アンドレ・ゴメス


バレンシアからは第4のFWとして

パコ・アルカセル


そしてビジャレアルから買い戻い条項を行使し

デニス・スアレス


を呼び戻した。

開幕戦を見た限り、アウベスの抜けた右SBはセルジ・ロベルトが完璧に埋め、

怪我で欠場したキャプテン アンドレス・イニエスタと五輪参戦のため不在だったネイマールの穴は

デニス・スアレスとアルダ・トゥランが不在を感じさせないプレーを見せた。

それ以外にも、昨シーズンはあまり活躍できなかったFW

ムニル・エル・ハダディ


(ムニルはバレンシアに今夏レンタル移籍が決まった)はプレシーズンでチーム得点王になるなど、

昨シーズンに比べて、選手層は確実に分厚くなっている。

更に今シーズンは、12月にCWCでの日本遠征がない。

そのため、ピークを12月にもっていく必要もないため

昨シーズンのように2月下旬から3月にコンディションを崩す心配も少ない。

3連覇達成の可能性は高そうだ。

 

レアル・マドリードは監督ジダンが続投。アルバロ・モラタ、マルコ・アセンシオを今夏の移籍市場で買い戻す

やはり、王者バルサの前に立ちはだかるのは、CL王者の“白い巨人”レアル・マドリーだろう。

毎夏行われる大金を使った補強は今のところないものの、買い戻し条項を行使し、

イタリア王者ユヴェントスからカンテラーノのスペイン代表FW

アルバロ・モラタ


を獲得し、エスパニョールからスペインの神童

マルコ・アセンシオ


をレンタルから呼び戻した。

金額は地味なものの、どちらも即レギュラークラスの選手だ。

現に2人も開幕スタメンを勝ち取り、3-0の勝利に貢献している。

マドリーにとってカギになるのが、12月のCWCでの日本遠征の後だろう。

2シーズン前のマドリーも昨シーズンのバルサも12月の超過密日程をこなした後の2月下旬から3月にかけて調子を崩している。

そこで調子を維持できれば、CL連覇、そしてバルサからのリーグタイトル奪還も見えてくるだろう。

最大のライバルになるであろうバルサ、アトレティコに比べて主力が開幕を欠場している点も、見逃せない。

正GKケイラー・ナバス、DFペペ、司令塔ルカ・モドリッチ、FWカリム・ベンゼマ、

そしてエースクリスティアーノ・ロナウドの5人が開幕を欠場している。

怪我やユーロ後の休暇からの合流が遅れての調整不足など理由はそれぞれながら開幕数試合に出場しないことは好影響するかもしれない。

ただ、シーズン中であれ結果が思わしくないとすぐに、監督交代の話が持ち上がるのがマドリー。

クラブのレジェンドであり、昨シーズン途中に就任し、CL制覇に導いたジダンであれ例外ではないはず。

CLを獲った翌シーズン終了後にカルロ・アンチェロッティを解任した際は、

会長のフロレンティーノ・ペレスへの不信感から多くの主力が移籍を志願したといわれているが、

ペレスはそんなものは関係ないというのが基本スタンス。

仮にジダンを解任なんてことになればその時以上の影響が出ることは間違いない。

ペレスが強権を発動しないかも大きなカギになるだろう。

 

シメオネ体制7シーズン目のアトレティコ・マドリーはガメイロ、ニコ・ガイタン、シメ・ヴァサリコ、ディオゴ・ジョタなどを今夏の移籍市場で獲得

マドリーと並び打倒バルサ最右翼と目されるアトレティコ。

昨シーズンは、2シーズンぶりにCL決勝の舞台に上がった。

その勝ち上がり方は、ラウンド16ではPK戦の末、オランダのPSVに競り勝ち、

準々決勝では、バルサに逆転勝利。

準決勝では、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに競り勝つというドラマのような展開だった。

そして、決勝は2シーズン前に残り1分で追いつかれて延長の末敗れた最大のライバル レアル・マドリー。

物語の締めくくりにこれ以上ない相手だった。

しかし、結果はPK戦の末敗北。

試合後には、ショックからディエゴ・シメオネが監督を辞任するのではという報道が流れ、

シメオネの退団により多くの選手が他のビッククラブに移籍するのではと言われていた。

しかし、シメオネは残留。

エース アントワーヌ・グリーズマンも契約を延長し残留した。

そして補強では、バルサとの争奪戦を制しセビージャからフランス代表FWの

ケビン・ガメイロ


を獲得。

さらに、2年越しのラブコールを実らせ、ポルトガルのベンフィカからアルゼンチン代表MFの

ニコ・ガイタン


を獲得。

他にも、イタリアのサッスオーロからクロアチア代表SBの

シメ・ヴァサリコ

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を獲得。

他にも、ポルトガルのFCパッソ・デ・フェレイラから超逸材

ディオゴ・ジョタ


と同じくポルトガルのベレネンセスからGKの

アンドレ・モレイラ

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を獲得。

特に、ジョタには個人的に注目している。

今季は、ポルトへレンタル移籍しているが、来シーズン以降チームの主力を担う存在になるだろう。

今シーズン、シメオネにしては珍しく高い目標を口にした。

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それは、マドリーですら成し遂げたことのない“3冠”の獲得。

アトレティコを復活に導いてきたシメオネ体制も早いもので、7シーズン目。

選手たちもサポーターたちもなによりシメオネ自身も、もう優勝以外で満足できなくなってきている。

リーガ3位、CLベスト8以上、コパベスト4は最低ノルマと言えるだろう。

稀代の闘将がすべてを賭ける今シーズンのアトレティコは今まで以上に楽しみだ。

 

前監督がPSGに移籍したセビージャFCはコケ、バネガ、ガメイロ、レジェス、ジョレンテなど昨シーズンの主力が退団。その代わりシティのナスリなど大量に補強。

日本人として、このチームのことを書かないわけにはいかないだろう。

EL3連覇中のセビージャ。今シーズンは日本代表MF清武弘嗣が加入し、

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日本でも注目が集まっているアンダルシアの雄は、

大きな分岐点に立っているといえる。

まず、監督のウナイ・エメリがPSGに移籍したため、

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前チリ代表監督のホルヘ・サンパオリに変わった。

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そして、フォーメーションや戦術の変更にともなって多くの選手が入れ替わっている。

放出した選手をざっと紹介すると主将のDF

コケ

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が内田篤人所属のシャルケに、

司令塔のアルゼンチン代表MF

エベル・バネガ


が長友佑都所属のインテル・ミラノに、

ポーランド代表MF

グジェゴシュ・クリホビアク

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はエメリを追ってPSGへ、エースケビン・ガメイロはアトレティコへと移籍していった。

他にも

ホセ・アントニオ・レジェス

フェルナンド・ジョレンテ


も移籍。

主力の多くが退団したチームには、新たにアトレティコからレンタルでアルゼンチン代表FW

ルシアーノ・ビエット


と同じくアルゼンチン代表MF

マティアス・クラネビッテル

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サンパウロから元ブラジル代表MF

ガンソ


パレルモからイタリア代表MF

フランコ・バスケス

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サンプドリアからアルゼンチン人MF

ホアキン・コレア

ダウンロード

PSGからレンタルでイタリア代表GK

サルヴァトーレ・シリグ

マンチェスターシティからグアルディオラの説得を断りレンタル移籍してきた、元フランス代表の

サミル・ナスリ


ら今季大量11人を補強。ナスリは今季10番をつけることが決定している。

展開するサッカーも4-2-3-1でブロックを作り、ボールを奪ってからの

縦に速いサッカーが特徴。

3-4-3や3-5-2のような形で中盤にトップ下タイプの選手を複数人同時起用し、

ボールポゼッションを高め

攻撃にできるだけ人数をかけるサッカーにシフトチェンジした。

その結果は早くも出ており、得点も多いが失点も多い試合が続いている。

清武も超攻撃サッカーのなかで致命的なパスミスなどもありながら、

豊富な運動量と確かなボールテクニックで存在感を発揮している。

既に、セットプレーのキッカーを任されるなど、監督からの信頼を勝ち取れているとみていいだろう。

チームを一新して挑む今シーズンは、CLでの躍進、そしてリーガで3強に割って入ることが期待されるセビージャ。

その躍進に清武はどれだけ絡んでいけるか。日本人の墓場ともいわれるリーガで彼が輝きを放つことに期待したい。

 

日本代表清武弘嗣が所属するセビージャは何位?リーガの2016-2017予想順位を発表!ブックメーカーの優勝オッズも紹介

今シーズンのリーガ注目チームを4チーム書いたが、気になるのは予想順位。

僕の予想は、1位バルサ、2位アトレティコ、3位マドリー、4位にセビージャ、5位アスレティク・ビルバオとする。

やはり、優勝はバルサとしたのは、選手層の厚さ。

その点では、アトレティコとマドリーは劣っている。

ブックメーカーウィリアムヒルのリーガ優勝オッズは?

無題

バルセロナ 1.67

レアル 2.37

アトレティコ 21.0

セビージャ 101.0

バルセロナやレアルはいつものようにオッズは高くなく、アトレティコは21倍とやや高め、

3強から外れるとセビージャで101倍と、差は歴然だ。

レスターが奇跡の優勝を果たしたことを考えれば、今季セビージャが優勝してもおかしくないかも。

ちょっと余裕のある人は清武が移籍した記念に賭けてみてもいいかもしれない(笑)

今シーズンも熾烈な優勝争い、そしてヨーロッパコンペティションも盛り上げてくれそうなリーガ・エスパニョーラから目が離せない。

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