職場や学校でユーロ2016の話題にいまいち乗れない方必見!今からご紹介する【ダークホース4ヶ国】を把握しておけば安心です!

サッカーコラム
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マニアックな視点からみるとEURO2016には優勝候補以外にもみどころチームがたくさん

前回は、優勝候補筆頭の6チームを紹介したが、ちょっとマニアックなサッカーファンの方たちは、つまらない内容だったかもしれない。

そんな方たちも今回は楽しんでいただけるのでは?と思っている。

あまりサッカーを知らなかったり、列強国しか見ないという方たちは、

今回紹介するチームと選手たちにも注目していてほしい。

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ここで紹介する選手とかのことを学校でしゃべってるときとか仕事の合間の雑談中に出したら、

サッカー観てる感出せることは間違いないです(笑)

 

【トルコ】 チャルハノール ヌリ・シャヒン アルダ・トゥランなど

8年前のEURO2008でオランダを撃破するなどし、4強に進出し“ミラクルターキー”と呼ばれた。

実は、それ以来の国際大会出場となる。

指揮官は、当時ミラクルターキーを作り上げた名将ファティフ・テリム。

チームの主将であり象徴は、21歳の若さで当時のチームの主力の1人だった魔術師アルダ・トゥラン。

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当時を知る2人が再び母国を国際大会に導いたということだ。

今回のチームには、そこにもう1人魔術師がいる。世界最高のFKキッカーの呼び声高いハカン・チャルハノールだ。

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テクニシャンタイプが好きな人にとってはたまらない2人に、

ストライカー ブラク・ユルマズや

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トルコのシャビとも言われているボランチのセルチュク・イナンなど

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国際的にはそこまで有名ではないものの実力者たちがそろう。

また、日本ではなじみのある名前である

ドルトムントのヌリ・シャヒンや

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マインツで武藤嘉紀と抜群のコンビネーションを見せ、ブレークしたユヌス・マリらが

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ベンチに控えている。

このように、攻撃陣には、タレントが多くいるが、DFラインには1人も世界的選手がいない。

これは日本代表と同じような状況ともいえる。

振り分けられたグループは、スペイン、クロアチア、チェコと強豪ぞろい。

特に、スペインとクロアチアは、攻撃陣にワールドクラスがズラリ。

現実的には他のグループとの争いに勝ち、3位突破を狙うことになるだろう。

もし、スペインを撃破したりしたら、大会が盛り上がることは間違いない。

再び、“ミラクルターキー”を起こせるか。2人の“魔術師”率いるトルコの躍進に期待したい。

 

【ポーランド】レバンドフスキ ブワシュチコフスキ ウカシュ・ピシュチュクなど

続いて紹介するのは、ポーランド。

名実ともにチームを牽引するのは、世界最高の点取り屋の1人、ロベルト・レヴァンドフスキ。

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今季ブンデスで30点を叩き込み得点王を獲得。

EURO予選でも13点を取り、得点王になっている。

もし、ポーランドがベスト8以上に進出できれば、得点王も十分に射程圏になるだろう。

ブックメーカーの得点王オッズでは、17倍と以外にも高いが、

ポーランドには彼以外にも、

今季オランダ・エールディヴィッジの名門 アヤックスで大ブレークを果たしたFWアルカディウシュ・ミリク

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快速ドリブラー ヤクブ・ブワシュチコフスキ、

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そのブワシュチコフスキとクラブ、代表で長年コンビを組んできたRSBのウカシュ・ピシュチュクと

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意外にもタレントを多く擁している。

攻守が噛み合えば上位進出も十分に期待できるメンバーでないだろうか。

実際に、予選では、ワールドカップ優勝直後のドイツに2-0で勝利を収めている。

本大会での再戦でも、その再現はなるか。

やはり、キーマンは大黒柱のレヴァンドフスキだろう。彼が得点を量産すれば、ポーランドの躍進も実現されるはずだ。

 

【クロアチア】 ラキティッチ マンジュキッチ モドリッチ コバチッチなど

お次は、クロアチアから。マドリーの司令塔ルカ・モドリッチと

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バルセロナのイバン・ラキティッチ。

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クロアチアの命運は彼ら2人が握っていると言えるだろう。

モドリッチの創造性とラキティッチの機動力。

共にバルサ、マドリーで異質の存在にして絶対的存在になっている2人がいるクロアチア。それだけで期待が抱ける。

モドリッチは、縦に速くフィジカルに頼りがちになるマドリーにおいて、繊細なボールコントロール能力の高さを生かして華を添えている。

逆にラキティッチは、バルサの中では高いフィジカル能力を生かして守備時は、メッシの空けたスペースを埋め、

逆に攻撃時は、果敢に前線のスペースに飛び出して行ったり強烈なミドルシュートでゴールを脅かしている。

彼らがどれだけ躍動できるかは、クロアチアの大きなカギだが、クロアチアには彼ら以外にも

マリオ・マンジュキッチ、

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イバン・ペリシッチ、

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マテオ・コバチッチ、

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マルセロ・ブロゾビッチ、

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ダリヨ・スルナと中盤を中心にタレントが豊富。

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グループステージの対戦カード順はグループ最強のスペインが最後という運にも恵まれている。

ただ、2位抜けした場合順当に行くと、決勝トーナメントの1戦目でベルギーと対戦しなければならない。

そして、準々決勝でドイツ、準決勝では開催国のフランスと当たる。

トーナメント以降の先行きは厳しそうだが、

主力のレベルは列強国と見劣りしないが、クロアチアがより上まで勝ち進むには、1位突破する必要がありそうだ。

そうなれば、ベスト4までの道も見えてくる。

モドリッチとラキティッチはそれぞれの所属チームの同僚が主力を固めるスペインに勝ち、チームを上位進出に導けるか。

まず、最初の2試合が大きなカギになりそうだ。

 

【オーストリア】 ダビド・アラバ クリスティアン・フクスなど

最後は、オーストリア。実は、今回出場が決まるまで僕も「アラバくらいじゃんか」とみていた国だが、

これから5年くらい注視しておくと面白そうだ。

今大会の予選でも、スウェーデン、ロシアなどを押しのけ独走で首位突破してきている。

現在の主軸には、世界最高クラスのマルチロールでバイエルンになくてはならない存在のアラバ、

レスターの優勝に影から大きく貢献したLSBの主将クリスティアン・フクス、(シャルケに在籍していた頃はうっちーこと内田とチームメイトだった)

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DFリーダーのアレクサンダル・ドラゴビッチ、

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ストーク・シティのエース マルコ・アルナウドビッチ、(現在日本代表の本田圭祐にストークからオファーがきたとの情報がありチームメイトになる可能性がある)

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ドイツ・ブンデスリーガのブレーメンで多彩な創造性を武器に2シーズン連続で2桁アシストを記録しているズラトコ・ユヌゾビッチらがいる。

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この中の、アラバとドラゴビッチは、エリート育成プロジェクト「プロジェクト12」で育成された選手だ。

これは、有望選手にサッカーの家庭教師を協会負担でつけて個人練習の充実を図ったもの。

その花は確実に咲かせている。

ここに、2~3年後には次の卒業生たちが入ってくるだろう。

プログラム自体も過去2回の問題点などを改善しながらより、ソリッドなものになってきているようだ。

アラバ以上の逸材が出てきても不思議ではない。

エリートプロジェクトの成功を占うという意味では、今大会の結果は重要だ。

幸いにも、振り分けられたグループは最も楽なグループF。

ポルトガルを抑えて1位突破も十分考えられる。

ここまでの話を聞いたらオーストリアに期待したくなってきませんか?

僕の中では、ベルギー、フランスと並んで最注目チームに推してます。

footwallとしても、最注目チームです。台風の目となれるか。本当に注目です。

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