ACL今だ未勝利の広州恒大が浦和と埼玉スタジアムで激突
ACLで昨シーズン優勝しアジア王者に輝いた広州恒大は思ったように結果がでていない。
ACLでは今だ未勝利。
勝ち点は2にしか取れていない。
選手を爆買いしている金満クラブとJリーグ2016で現在首位を独走している浦和レッズが
浦和のホームスタジアム埼玉スタジアムで4/5に対戦した。
果たして結果はどちらが勝利したのか。
それを動画で確認してみたいと思う。
浦和レッズがリオオリンピック日本代表候補の関根貴大のクロスから宇賀神が折り返し武藤裕樹がヘディングでゴールし勝利
浦和レッズの原口元気の後継者とされるリオオリンピックU-23代表候補でもある関根が浦和の決勝ゴールを演出した。
関根が放ったクロスは逆サイドの宇賀神の元へ。
それをダイレクトではたき、そのボールはを元日本代表武藤裕樹が頭で合わせて値千金の決勝ヘディングゴールが決まった。
その後、1点を守り切った浦和レッズ勝利。
逆に広州恒大は浦和以上の戦力を擁していながら4試合連続で勝ち星なしという結果になった。
広州恒大のジャクソン・マルティネスやリカルド・グラール、パウリーニョからはゴールが生まれず
広州恒大の爆買いの象徴とされるブラジル人選手の
リカルド・グラール
パウリーニョ
今シーズン冬にアトレティコマドリードから加入したコロンビア人の
ジャクソン・マルティネス
からはゴールが生まれなかった。
浦和レッズは日本代表ゴールキーパー西川を中心とした鉄壁の守りを形成し
失点を0で完璧な試合をした。
広州恒大のブラジル人監督フェリペ・スコラーリはACL未勝利の成績不振により解任か
浦和レッズに負けてしまい現在、ACLで最下位の広州恒大の監督フェリペ・スコラーリはシーズン中に解任となる可能性があるようだ。
そして中国メディアとおもしろいやり取りがあったので紹介したい。
「去年はチャンピオンだが、今年はなぜこう上手くいっていないのか?」
「私のチームは神様ではない。4年間出場しているチームが毎年優勝できるわけではないんだ」
「こんなに早く敗退することは予想していたか?」
「リスペクトがない!」と声を上げると、「4回のうち3回決勝トーナメントに行って、2回優勝しているチームだぞ!」と顔を真っ赤にして怒鳴った。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160406-00010002-soccermzw-socc&pos=4
これはフェリペ・スコラーリと中国メディアが試合後の会見のときのやり取りである。
中国人の失礼な質問にワールドカップ優勝経験の実績を持つ名将は完全にキレてしまい、会見は台無し。
日本人の記者なら絶対に考えれらないが、サッカーがやっと発展してきた中国ではリスペクトがない質問が出てしまうのも無理はないのかもしれない。
しかし中国メディアの言うことも半分は当たっている。
広州恒大が敗退危機にあるのはたしかで、まだ敗退ではないがトーナメント進出は極めて絶望的という状況だ。
スコラーリが解任となればJクラブのどこかが獲得に乗り出してみてもいいかもしれない。
ただ高額年俸を払えるクラブに限られるが・・・
浦和レッズの3バックは湘南ベルマーレから移籍してきたリオオリンピック日本代表の遠藤航が中央に入ったことで完成に近づく
浦和レッズは毎年のように選手を選手をとりながらタイトルと縁がないクラブである。
しかし今シーズンは優勝候補のガンバ大阪やサンフレッチェ広島が開幕からつまづいている中、
浦和だけは首位を走っている。
ACLでも爆買いクラブに大金星をあげた。
実は今シーズン、浦和レッズの選手層に大きな変化はない。
ではなぜ強いのか?
それは湘南ベルマーレから移籍してきた遠藤航の存在だ。
彼が最終ラインの3バックの中央に君臨することで浦和レッズは今まで以上に失点しないクラブへとなっている。
このまま失点を減らし、攻撃陣が勢いづいてくればACLでも優勝することが可能だろう。
現在、浦和レッズは ACLでグループステージ2位につけており、昨シーズングループステージ敗退となった汚名を返上してもらいたいと思う。
優勝するまで長い道のりだが、2016クラブワールドカップでアジア王者としてヨーロッパクラブと対戦することを日本人として切に願うばかりだ。
コメント