ミルトン・メンデス監督とはどんな人?
モチベーターとして定評がある監督で2013年にカタールの2部リーグクラブ
アル・シャハニアで指揮を執っていたことがある。
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そこでは実績を積むことができずわずか数試合で解任となっている。
2014年ブラジルのフェロビアーリアの監督に就任。
そこでは実績を積むことに成功し、2015年アトレチコ・バラナエンセの監督に就任したが
成績不振によって解任されてしまう。
そして2016年Jリーグの柏レイソルの監督に就任し現在に至る。
メンデスは組織的なサッカーよりも選手個人の能力を生かしたサッカーをすることをモットーにしており
コミュニケーション能力も高いので誰とでも仲良くなることができるという。
浦和レッズ、大宮アルディージャの埼玉勢に負けジュビロ磐田にも引き分けで勝ちなしのため成績不振により辞任?
柏レイソルの新監督としてサポーターからも期待されていたミルトン。メンデスの初陣は
勝利することができなかった。
浦和レッズに2-1
続く昇格組の大宮アルディージャ2-0
ジュビロ磐田に2-2で引き分け
開幕から3試合でなんと勝ち星なし。
日本で監督をするので慣れるのに時間はかかるのはしょうがないとは思うが
やはり昨シーズンJ2だった昇格組のジュビロ磐田と大宮アルディージャに勝てなかったのは
まずいだろう。
成績不振によって解任というのはあまりにも早すぎるかもしれないがされてもおかしくはない成績である。
ただ先日本当に電撃辞任したそうで理由は
家族の健康上の問題があるとして監督を続けられないからだそうだ。
もう少しメンデスのサッカーをみたかったのに残念である。
3試合ではどんな監督だったかと説明を求められても答えられないなぁ笑
セレッソ大阪のムズロビッチは開幕から僅か2試合で電撃解任になっている
ミルトン・メンデスは3試合で監督を辞任したが
Jリーグにはそのさらに短い期間で解任となっている監督がいるのを皆さんはご存知だろうか。
2004シーズンのセレッソ大阪の監督に就任したオシム元日本代表監督と
おなじボスニア・ヘルツェゴビナ出身のムズロビッチである。
おそらくセレッソ大阪のコアなファンしか知らない人物だろう。
リーグ戦は開幕から2試合で勝ちどころか引き分けもなし。
しかも2試合で6失点と、内容もひどい試合をしていた。
ナビスコカップは引き分けてそれを含めると3試合だがリーグ戦2試合でのJ1解任は
このムズロビッチが最速である。
メンデスは辞任だからまだいいがムズロビッチの場合は解任。
だが不思議なことに3試合の成績は2人とも2敗1分けで同じである。
ジーコやストイコビッチ、ベンゲルがいた頃と違い外国人監督がJ1で通用しなくなってきている
外国人監督も実績のない人はもうJリーグでは通用しないのかもしれない。
20年前はジーコやアーセナルの監督ベンゲル
名古屋をリーグ優勝に導いた妖精ピクシーことストイコビッチなど
数々のスター監督たちがJリーグで好成績を残し去っていったが
それも今は昔の話。
サンフレッチェ広島の森保一監督やガンバ大阪の長谷川健太監督という
日本人の監督が近年リーグ優勝を飾っていることを踏まえれば
もうヨーロッパでの実績のない外国人監督はJリーグで通用しないのではないだろうか。
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