【動画あり】リオオリンピックU-23代表候補の中からリオに連れていってほしい5選手を紹介!セルジオ越後氏はアジア最終予選突破できるの?と警告

サッカーコラム
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▽GK
1櫛引政敏(清水)
22杉本大地(京都)
23中村航輔(福岡)

▽DF
2松原健(新潟)
12室屋成(明治大)
15亀川諒史(福岡)
6山中亮輔(柏)
5植田直通(鹿島)
4岩波拓也(神戸)
13奈良竜樹(FC東京)

▽MF
8大島僚太(川崎F)
3遠藤航(湘南)
7原川力(京都)
19井手口陽介(G大阪)
21矢島慎也(岡山)
10中島翔哉(FC東京)
18南野拓実(ザルツブルク)

▽FW
11久保裕也(ヤングボーイズ)
16浅野拓磨(広島)
9鈴木武蔵(水戸)
20オナイウ阿道(千葉)

リオ五輪最終予選に臨むU-23代表メンバー21名発表…海外組のMF南野&FW久保を招集 | ゲキサカ
日本サッカー協会(JFA)は18日、来年1月にカタールで開催されるリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)に出場するU-23日本代表メンバー21名を発表した。残りの2名は今後行われる石垣島キャンプで見...

 

浅野拓磨 サンフレッチェ広島

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サンフレッチェ広島で今シーズンブレイクした若手のFW選手。

チャンピオンシップ決勝ガンバ戦1得点

クラブワールドカップ準々決勝マゼンベ戦1得点

とエース佐藤寿人に代わり主要大会で結果を残した。

縦に抜けるスピードは世界基準であり、中盤にサンフレッチェ広島の心臓である青山敏弘のような選手がU-23代表のメンバーにも入ればより輝けるはずである。

課題があるとすればトラップ技術でバーゼルの元日本代表柿谷曜一郎のようなうまいトラップができれば世界に通用する選手になるだろう。

 

南野拓実 ザルツブルク

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オーストリアのザルツブルクでレギュラーとして活躍しているMF。

U-15代表の選出されて以降は世代別代表で活躍。

2010年 U-16アジア選手権  5得点 ベスト4

2011年 U-17ワールドカップ 1得点 ベスト8

2014年 U-19アジア選手権   4得点 ベスト8

得点能力も素晴らしく出場した大会では必ずゴールを決めている。

ハリルホジッチ監督の日本代表にも召集され同監督からは「ここにいる資格がある」と言われた。

また所属しているザルツブルクは若手を鍛えて売却することでも有名な育成クラブなのでまだ若い南野がビッグクラブにステップアップするには最適な環境といえる。

 

鎌田大地 サガン鳥栖

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プロデビューしたのがJ1のリーグ戦で、そしていきなりその試合でプロ初ゴールを決めた怪物級MF。

日本代表本田圭佑と同じくトップ下の選手でかつての中田英寿のような風格がある選手だ。

ドリブルからのキラーパスが得意で川崎フロンターレのMF中村憲剛は鎌田のことを「人にはないセンスがある」と絶賛している。

まだ19才の若き侍がオリンピックの舞台で輝くことができれば海外のクラブから続々とオファーが来るに違いない。

オリンピックで活躍⇒海外の中堅クラブへ移籍⇒活躍が認められ2018年ロシアワールドカップメンバーに選出

これがこの天才に用意された唯一のシナリオである。

 

関根貴大 浦和レッズ

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サンフレッチェ広島の野津田や浅野拓磨など同世代の選手がなかなかレギュラーとして活躍できない中、Jリーグクラブの中でも競争が激しい浦和レッズでレギュラーとして活躍している若手MF。

かつて浦和レッズで活躍し今はドイツブンデスリーガのヘルタベルリンに所属している原口元気を彷彿させるプレーが印象的な選手である。

先輩原口元気はロンドンオリンピックのメンバーを決める大事な試合にA代表に呼ばれたためいくことができず結局オリンピックメンバーには選ばれることができなかった。

前回のオリンピックでは浦和レッズから一人も選ばれていないだけに関根には浦和のクラブ代表として是非ともオリンピックメンバーに入ってもらいたいものだ。

 

井手口陽介 ガンバ大阪

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ガンバ大阪の長谷川監督からは持ち前のハードワークを買われ重宝されている19才の若手MF。

良く走り球際に負けない強さがあると評価されるのは世界で戦う上で非常に重要な要素である。

ポジションはボランチでタイプ的には遠藤保仁のような感じではなく元イタリア代表でACミランで活躍したガットゥーゾのようなファイター系だ。

セルジオ越後氏がリオ五輪アジア最終予選の前にベストメンバーで戦うことができない手倉森監督を気の毒とコメント

U-22カタール・UAE遠征はスコアレスドロー

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アルビレックス新潟の鈴木武蔵やジェフユナイテッド千葉のオナイウ阿道、サガン鳥栖の鎌田大地などがメンバーに選出されたカタールの遠征では

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イエメン代表、ウズベキスタン代表との親善試合で共にスコアレスドローだった。

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この結果についてセルジオ越後氏は

チーム屈指の攻撃のタレントを欠いた状態で、(鈴木)武蔵とオナイウの2トップや、鎌田を試すことになんの意味があるんだろうか。せめて国内組の浅野ぐらいは招集できなかったものだろうか。

【セルジオ越後の天国と地獄】U-22日本代表は、一度もベストメンバーを組めないまま五輪予選に挑む。手倉森監督が気の毒だよ | サッカーダイジェストWeb
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タレントが不足していたのが敗因とコメントした。

年末には石垣島でコンディション調整と戦術確認のキャンプを行なう予定だけど、ここでも天皇杯に勝ち残っているチームからは選手を招集できないようだ。

となれば、浅野も、岩波も、中島も、山中も、呼ぶことができない。結局、一度もベストメンバーを招集できないまま本番を迎えるなんて、手倉森監督も気の毒だね。

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またアジア予選の本番前にベストメンバーで戦うことができない手倉森監督を気の毒ともコメントしている。

海外遠征で強豪と戦ってないけど大丈夫?

このチームが海外の強豪と戦ったのは、今年7月のU-22コスタリカ代表戦だけ。今回、初めて中東まで行ったけど、今さら気候が、ピッチが、時差が、と言ったところで最終予選まで1か月を切っている。果たして、それで本番でしっかりと対応できるんだろうか。

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セルジオ越後氏は海外の強豪とU-22日本代表が戦った回数が少ないと批判。



さらには今回が初めての中東遠征であり、いろんな問題点がでてきても本番までに1か月もない状況では改善できないのではないかとコメントした。

 

A代表の強化のためにもオリンピックでいい成績を残すことは不可欠

日本サッカー界は危機的状況を迎えようとしているのに、96年のアトランタ五輪以降、もっとも強化の機会が少ないまま、五輪のアジア最終予選を迎えようとしている。日本協会はいったいなにを考えているのか。

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世代別の大会で日本が結果を残せていない状況にセルジオ越後氏は警告をする。

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これは後々A代表にオリンピックメンバーが上がってきたときにそのしわ寄せがくるからだ。

実際今のA代表をみても新戦力で台頭するのは北京オリンピック世代が中心でロンドンオリンピック世代との世代交代が進んでいない。

今回、仮に予選突破に失敗すれば、日本サッカー界は大打撃を受ける。来年1月末に日本協会の会長選が行なわれるけど、今の会長や技術委員会はその反省を次の体制に委ね、新しい会長と技術委員会は「それは前体制のこと」と、なかったものにする。相変わらず誰も責任を取らず、しっかりとした反省がなされない様子が目に浮かぶよ。

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セルジオ越後氏が言うようにオリンピック予選突破に失敗しリオへの切符を勝ち取れなかった場合、日本サッカーにとって大きなマイナスとなるだろう。

オリンピックはJリーグの若手選手が世界のクラブに名を知ってもらう絶好のアピールの場。

その機会が失われることは日本のサッカーにとってどれほどの損失を招くか?

サッカーをよく知る皆さんならお分かりになるのではないだろうか。

 

 

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