チャンピオンシップ決勝第2戦のスタメンは?
ガンバ大阪はFW長沢がパトリックに代わり第2戦も先発。
第1戦で退場になり出場停止となった韓国人DFオ・ジェソクの代わりに米倉が入った。
サンフレッチェ広島は第1戦と全く同じメンバーで臨んでいる。
第1戦の展開と同じくガンバ大阪が元日本代表今野泰幸のゴールで先制
チャンピオンシップ決勝の第2戦も第1戦と同じくガンバ大阪が
セットプレーから点を決めた。
今野はチャンピオンシップの浦和戦から連続ゴールを決めておりこれで通算3点目
となった。
2-0でガンバが勝てば優勝だったがサンフレッチェ広島の浅野が起死回生の同点ゴール
ガンバはあと1点を決め逃げ切れば優勝という流れを作った。
優勝に王手をかけたはずだったが・・・
年間勝ち点1位のサンフレッチェ広島がこのまま黙っているはずなかった。
カウンターから右サイドに展開し柏のアーリークロスから
エース佐藤寿人に代わって入った浅野がヘディングで同点ゴールを決めた。
広島には優勝を決める一発となりガンバにとっては重い失点となる。
これでガンバはあと2点が必要となってしまったのだ。
同点ではアウェーゴールの差で負けてしまう。
試合は1-1のまま終了シャーレはサンフレッチェ広島が掲げる
結局試合は1-1のまま終了し
第1戦との合計スコア4-3でサンフレッチェ広島がチャンピオンシップを制覇した。
最終的には年間勝点1位のチームが優勝した。これほど分かりやすい結末はない。多くの人が納得できるフィナーレと言えるかもしれない。Jリーグ関係者も、サンフレッチェが優勝してホッとしているんじゃないかな。
【セルジオ越後の天国と地獄】サンフレッチェの充実ぶりは称えるけど、Jでは“このサッカーで間に合っている”ということだ | サッカーダイジェストWebサッカーダイジェスト、ワールドサッカーダイジェスト、高校サッカーダイジェストの取材力を結集!海外ビッグクラブからJリーグ、ワールドカップまで。サッカーファンにクオリティーの高いニュース・コラムを毎日届けます。
セルジオ越後氏も多くの人が納得できるフィナーレと語った。
ガンバのエース宇佐美貴史は守備ばかりが目立ち攻撃のアクセントにならない
チャンピオンシップで本来の力を出し切れなかった選手の1人が宇佐美貴史である。
強引なドリブルからのシュートがあまりみられず
自分の陣地まで戻り献身的な守備ばかりが目立つ。
まるでミランでの日本代表本田圭佑をみているようだった。
ただガンバのほうが日程的にきつく浦和戦でも延長戦を戦っていることから
第2戦ではそれが影響したようにも思える。
トーンダウンしていったのが、宇佐美だ。
無我夢中にゴールに向かっていって、シュートを打つ。そういったガムシャラさが消えてしまった。魅力的な能力の持ち主だけど、数字もピタッと止まってしまったね。そして、彼に代わる切り札の不在も、ガンバが優勝できなかったひとつの原因だろう。
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ガンバには宇佐美に代わる選手がいなかったのが優勝できなかった原因とセルジオ越後氏はコメントしている。
セルジオ越後氏はサンフレッチェ広島の優勝の原動力がドウグラスと主張
もしドウグラスがいなければ、サンフレッチェも優勝していなかったと思う。それぐらい、彼の存在感は際立っていたということだ。
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今シーズン21得点を記録した新加入のドウグラスはチャンピオンシップでも1ゴールを奪い
文句なしの活躍をみせた。
サンフレッチェ広島は浦和レッズに引き抜かれた石原直樹の後釜として加入したドウグラスは
期待以上の働きをシーズン通してしたといえる。
セルジオ越後氏もドウグラスの加入がなければサンフレッチェ広島は優勝していなかったと主張している。
サンフレッチェ広島がリーグ優勝できたのはこの選手たちのおかげだ
青山敏弘 MF
チャンピオンシップではDF佐々木のゴールをアシストするなど攻守に渡って貢献。
質の高いパスを前線に何本も供給していた。
チャンピオンシップのMVPに輝いている。
柏好文 MF
積極的なドリブルで仕掛けチャンスを演出するサイドのスペシャリスト。
その正確なクロスでチャンピオンシップでは2アシストの大活躍。
チャンピオンシップは2戦とも途中出場ながらゴールという結果も残し、優勝の立役者となった。
ガンバ大阪はナビスコ、チャンピオンシップ、スルガ銀行杯が準優勝でシルバー3冠
今シーズン天皇杯以外のタイトルを逃しているガンバ大阪はすべての大会で準優勝をしている。
だが日本代表に最多選出、さらにACLもベスト4に進みながらシルバー3冠をしているわけであり
この成績を残しているのは賞賛に値するのではないだろうか。
日本代表ハリルホジッチはこの試合を観戦してもMVP青山敏弘を招集しないのだろうか
ハリルホジッチはお気に入りのガンバ大阪のエース宇佐美貴史の活躍を期待していたが
彼は正直この試合では期待外れだった。
逆に優勝したサンフレッチェ広島には日本代表に呼びたい選手が何人もいたように思える。
特にチャンピオンシップのMVPに輝いたMF青山敏弘は日本代表に是非呼んでほしい選手だ。
ブラジルワールドカップを経験し日本代表で長くボランチをやってきたガンバ大阪の
遠藤保仁ともプレースタイルは似ているこの選手を
呼ばないのはすごくもったいない。
また焦るチームをキャプテンとして落ち着けと指示をだしている姿はどこか遠藤保仁と重なる。
来年のアジア2次予選で青山敏弘が日本代表メンバーに入っていなかったら私は
ハリルホジッチを疑ってしまうかもしれない。
それくらいチャンピオンシップで彼の存在感は際立っていたからである。
2016Jリーグで連覇するためにも広島はドウグラスの移籍を阻止すべき
主力を引き抜かれてもそれ以上のクオリティを持つ選手を獲得し
チーム力を維持してきたサンフレッチェ広島の来年はどうなるのだろうか。
ドウグラスの残留次第で来シーズンの結果は変わるかも
それはセルジオ越後氏が優勝の原動力と語ったドウグラスが残留するかどうかに
かかっているかと思っている。
来シーズンサンフレッチェ広島はACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出場する。
今シーズンよりも過密日程でシーズンを戦わなくてはならないのだ。
当然主力は残留させさらにクオリティの高い選手を他から補強しなければ
今のチーム力ではアジアの舞台で戦うには厳しいように思える。
彼らがACLでも勝ち進めるかと言えば、少し厳しいのではないかな。熾烈なアジアでの戦いで優位に立てるような圧倒的な強さは、まだ備わっていない気がするよ。
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セルジオ越後氏もACLで勝っていくための圧倒的な強さはサンフレッチェにはないとコメントしている。
ドウグラスに中国の広州富力がオファーをだすとか
広島のリーグ制覇に大きく貢献したドウグラスを中国リーグの広州富力が狙っているという。
広州富力は札束を積み上げて川崎フロンターレのFWレナトを獲得したばかり。
サンフレッチェ広島側からすれば川崎フロンターレの二の舞いは避けたいところだ。
リーグ連覇、天皇杯、ACL、ナビスコと全てのタイトルを取るためにも
ドウグラスは絶対残留させるべきである。
それは昨シーズン3冠したガンバが今シーズン過密日程のせいでタイトルを逃していることからも
わかるのではないだろうか。
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