プレミアリーグから忘れ去られた9人って誰?元日本代表中田英寿をはじめ元代表クラスの選手ばかりなんですけど・・・

サッカーコラム
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中田英寿 元日本代表 MF

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現在ビジネスマンとして活躍している元日本代表のボランチ。

3度のワールドカップに出場しセリエAのローマでスクテッド(イタリアのリーグ優勝)を獲得、その後もフィオレンティーナで10番をつけてプレーするなどイタリアでは確かな存在感を示した。

2005-2006シーズンにイングランドのプレミアリーグにいるボルトンに移籍。

しかし21試合に出場し1得点という結果に終わり、このシーズン終了後のドイツワールドカップ後に現役引退を発表した。

 

ダルコ・コバチェビッチ ユーゴスラビア代表 FW

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セルビア出身の元サッカー選手で身長187cmの恵まれた体格を生かし現役時代はゴールを量産。

1996年にリーガエスパニョーラのレアルソシエダに移籍すると3シーズンで40得点を挙げる活躍をみせた。

2002年に再びレアルソシエダに復帰すると今度は20得点を決めコバチェビッチの活躍もありソシエダはそのシーズンを2位で終える。

リーガでは大暴れしたコバチェビッチだが1995-1996シーズンに在籍していたイングランドプレミアリーグのシェフィールド・ウェンズデーFCでは満足いく活躍ができなかった。

16試合で4得点という結果に終わり1年で退団している。

 

ブライアン・ラウドルップ 元デンマーク代表 FW

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デンマーク代表でバルセロナで活躍したミカエル・ラウンドルップの実の弟がこのブライアンである。

バイエルン、フィオレンティーナ、ACミランとビッグクラブを渡り歩き1994年に移籍したスコットランドのレンジャーズFCでは3シーズン連続で優勝を経験している。

その活躍が認められ1998年にプレミアリーグのチェルシーに移籍。

しかし11試合でノーゴールとスコットランドの時のような活躍はできなかった。

 

ロベルト・マンチーニ  元イタリア代表 MF

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現在日本代表長友佑都が所属するインテルで監督をしている元イタリア代表の元選手。

セリエAのサンプドリアでは黄金時代を築く活躍をみせ「ミスターサンプ」と呼ばれていた。

1997年に移籍したセリエAのラツィオではスクテッド(イタリアのリーグ優勝)を1999-2000シーズンに獲得した。

このシーズン終了後にマンチーニは現役引退をしたが2001年に再び電撃復帰しプレミアリーグのレスターシティに加入した。

しかし4試合の出場で終わりこのシーズン終了後2度目の現役引退をすることに。

 

フェルナンド・イエロ 元スペイン代表 DF

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レアルマドリードの銀河系軍団の1人でラウール、ロナウドやジダン、フィーゴなどの攻撃陣の背後でゴールを守っていた白い巨人の守備の要。

フリーキックにも定評がありキックの精度も高かった。

36才でプレミアリーグのボルトンへと移籍し29試合に出場。

そしてボルトンで1年プレーすると現役を引退した。

 

ディエゴ・トリスタン 元スペイン代表 FW

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2000年に加入したリーガエスパニョーラのデポルティーボ・ラ・コルーニャでは2001-2002シーズンにリーグの得点王となった。

スペイン代表として2002年日韓ワールドカップにも出場している。

32才となった2008-2009シーズンにプレミアリーグのウェストハムに入団。

しかしシーズン通して14試合3得点とリーガの頃に相手チームから脅威だったトリスタンはどこにもいなかった。

 

ヴィンツェンツォ・モンテッラ 元イタリア代表 FW

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1996年から在籍していたセリエAのサンプドリアでは元アルゼンチン代表のベロン、元イタリア代表のマンチーニと共に得点を量産し

3シーズンで54得点をマークした。

その後移籍したローマでは元日本代表中田英寿ともプレーし192試合で84得点を決めた。

2006-2007シーズンにローマからレンタル移籍でイングランドのプレミアリーグにあるフルハムに入団。

セリエAの時のような活躍が期待されたが10試合で2得点と初挑戦のイングランドに適応することはできず翌シーズンはサンプドリアでプレーしている。

 

マリオ・ジャルデウ 元ブラジル代表 FW

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ポルトガルリーグの元日本代表田中順也が所属しているスポルティング・リスボンやポルトなどでプレーし

5回得点王に輝いたモンスター級のストライカー。

2003-2004シーズンにプレミアリーグのボルトンに移籍しイングランドでも得点量産が期待されたが7試合で0得点と不甲斐ない結果に終わった。

 

ジョージ・ウェア 元リベリア代表 FW

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「リベリアの怪人」と聞けば知っている人も多いのではないだろうか。

そうACミラン時代にアフリカ人初のバロンドールを獲得したジョージ・ウェアである。

ウェアもプレミアリーグのチェルシー、マンチェスターシティでプレーした経験があるが18試合4得点と

とてもバロンドールを取ったストライカーとは思えないような結果に終わっている。

 

セリエAリーガエスパニョーラからプレミアリーグへ移籍しても成功できない?

プレミアリーグから忘れ去られた9人の元代表選手を紹介してきたが、彼らの共通点はリーガや特にセリエA実績を積みプレミアリーグに挑戦している点である。

中には得点王になったりバロンドールを取ったりしている選手が僅か5ゴール以下に終わっており1シーズンで退団しているのだ。

そしてこれは現在も変わっておらずプレミアリーグに挑戦し挫折している選手は後を絶たない。

日本代表本田圭佑が今冬にプレミアリーグのウェストハムに移籍すると報道されているが

果たして移籍しても活躍できるのかどうか?これをみたら不安になってきた。

この記事をご覧になっている皆さんの中にもプレミアリーグが好きな方がたくさんいると思う。

今シーズンも期待されて入ったが上記の選手たちのように活躍できず苦しんでいる選手たちがいるはず。

そうした選手達がなぜ活躍できなかったのか?を考えてみても面白いかもしれない。

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