「私はメンバーを決めるというやり方はしない。20人ほどのフィールドプレイヤーと何人かのキーパーについて、多くの可能性を持って使っていきたいと思っている。できるだけ現地で見て、だれがそのとき一番パフォーマンスが良いかを見たい。今夜見たのは、競争心を持って戦ってくれた選手たちだ。日本代表はこうやって強くならないといけない。こうすれば向上していくと思う。
この2試合を見たが、さらに2、3人、おもしろいなという選手もいた。今、20人のフィールドプレイヤーと3人のキーパーを選べと言われても難しい状況にある。それだけ選手のクオリティーが高いものだと確信した。競争心を持たなければいけない。たくさんの目的があるし、たくさんの野心を持たなければならない。各合宿でより良い選手を選んでいきたい。国内、海外に関わらず、日本のすべての選手を見たいと思っているし、チャンスを与えたいと思っている」
日本vsウズベキスタン 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨 | ゲキサカ日本代表は31日、JALチャレンジ杯でウズベキスタン代表と対戦し、5-1で快勝した。MF青山敏弘、FW宇佐美貴史、FW川又堅碁がそれぞれ代表初ゴールを記録。大量5ゴー...
ハリルホジッチに呼んでもらいたいJリーガーはこの選手達
引用したのはハリルホジッチ監督が、ウズベキスタン戦後に言ったコメントである。このコメントからもわかるように、選手が海外組だろうと国内組だろうと召集する方向性を示している。
ここで各サッカー界の評論家の意見を参考にした、私が独断と偏見で代表に呼んでほしい選手を紹介したいと思うので、みてほしい。
鹿島アントラーズ MF 金崎夢生
海外経験もあるロンドン世代。ポジションはサイドハーフとCFをこなせる。ドリブル突破が得意。
柏レイソル MF 茨田 陽生
所属先の柏では主にアンカーを務める。パスセンスもあるので、代表でも戦力になるはず。
FC東京 MF 米本 拓司
ボランチとしての守備能力はJリーグの中でも群を抜いてる。90年生まれの若さも魅力。
川崎フロンターレ MF 谷口彰悟
まさしく守備のスペシャリスト。DFも経験しており、うまくいけば182の身長でCBもはまるのではと期待。戦術眼もあり、ロングフィードも得意。
湘南ベルマーレ MF 永木亮太
ベルマーレからは2選手推薦したい。永木はキャプテンシーがあり、長谷部の後継者として期待。
湘南ベルマーレ DF 遠藤 航
遠藤はU-22の試合で得点も決めている、得点力も兼ね備えたDF。
清水エスパルス MF 大前元紀
清水で攻撃的なポジションを複数こなすアタッカー。ドイツでの海外経験あり。A代表では岡崎慎司とのコンビネーションがみたい。
ヴィッセル神戸 DF 岩波拓也
神戸でスタメンのリオ世代のCB。長い目でみれば、絶対にA代表に定着させるべき逸材。
松本山雅 DF 田中隼磨
元日本代表故松田直樹氏の背番号と魂を受け継いでる山雅の象徴。年齢は32才と高めだが、動きはキレキレ。故障者が多いSBにバックアッパーとして置いておきたい。
代表にはJリーガーをバランスよく召集するべき
日本代表というと海外組のほうが重宝される傾向がある。本田、香川、岡崎は毎回呼ばれているイメージで、やはり存在感がある。
前監督のアギーレも結局はアジアカップでブラジルW杯のメンバーをスタメンに選出していた。しかし結果は皆さんがご存知の通りだ。
ハリルが監督になってから、Jの選手が結果を残した。これで海外組も「安泰」とは言えなくなったのだ。特に前線は固定化されすぎなので新たな風が必要かと思う。
もう一つはCBが深刻だ。若い選手が活躍できていないため、
現スタメンは北京世代が多いのでロンドン世代かリオ世代が台頭し、競争を促してほしい。
それに今のうちから経験を積んでいけば、ロシアまでにはものになるはず。オシム時代の闘莉王のようなインパクトがあるCBがでてくることを期待したい。
代表でJリーガが増えれば、観客の増員にも繋がるはずだ。
はっきりいってJリーグバブルがはじけて以降、全体的に観客が減る一方だ。
南アフリカW杯後に観客が増えた傾向を踏まえれば、いかに代表でJリーガが活躍することが重要であるかがわかるはず。
Jリーグの活性化=日本代表の強化
になると私は考えているので、Jリーグをないがしろにしては絶対にならないと思うのである。
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