残り3試合のJ2での各対戦相手を確認
第40節
磐田対長崎 前回は磐田が勝利
群馬対福岡 前回は福岡が勝利
第41節
磐田対横浜FC 前回は磐田が勝利
福岡対愛媛 前回は福岡が敗戦
第42節
大分対磐田 前回は磐田が勝利
岐阜対福岡 前回は引き分け
前回のジュビロ磐田とアビスパ福岡の各チームとの対戦結果をみてみると磐田は全勝しているのに対し、福岡は1勝1敗1分けと
なんだか不安定。
アビスパ福岡は後半で強くなったイメージがあるので、この結果は参考にはならないかもしれないが今季リーグ戦で勝ててないのはやはり不安要素。
残り3試合で昇格がかかっているだけにいつも真剣なのだろうが、今まで以上に気を引き締めて臨む必要があるだろう。
2014年J2の自動昇格2位松本山雅の勝ち点を確認してみると
2014年自動昇格で上がったのは松本山雅である。
その松本の当時の勝ち点をおさらいしておくと
83!
で自動昇格を果たしている。
現在のジュビロとアビスパの勝ち点は?
ジュビロ磐田 勝ち点75
アビスパ福岡 勝ち点73
となっている。
つまり松本山雅と同じ勝ち点に並ぶにはジュビロ磐田は3勝し勝ち点を84に、残念ながらアビスパは3勝しても82と僅かだが届かないがいずれにしても残りを全勝以外道がない。
ちなみに松本山雅は残り3試合の内、1試合を落としている。
もし仮にジュビロが1試合引き分けると最終的な勝ち点が82とアビスパの全勝した場合の勝ち点に並ぶ。
あとは得失点差での判定になるわけだが、ジュビロとしてはこれは避けたいはず。
2位につけているとはいえ、1回でも引き分けを挟むと自動昇格に黄色信号が点ることになる。
日本代表山口蛍が所属するセレッソ大阪の自動昇格は?
セレッソ大阪をこの争いに忘れてはならない。
現在勝ち点64で4位につけているのだ。
しかし・・・
なんとセレッソの自動昇格は第39節が終わった時点で消滅したという。
対戦相手の熊本戦はまさかのドローでプレーオフに回ることになった。
あのセレッソが残り3試合でこの自動昇格を巡る争いから早々に姿を消したのだ。
日本代表山口蛍や元日本代表玉田圭司と戦力的にも他のJ2クラブよりは充実しているセレッソでも2位以内に入るのはこれほどに難しいとは。
大宮アルディージャはほぼ自動昇格が決まりか
大宮の対戦相手は?
第40節 讃岐 前回大宮勝利
第41節 大分 前回大宮勝利
第42節 金沢 前回大宮勝利
なんと大宮もジュビロ磐田と同様に前回の対戦では対戦するすべてのチームに勝っている。
おそらくなにもアクシデントがなければこのまま全勝と考えていいだろう。
大宮の現在の勝ち点は?
勝ち点79
アビスパ福岡との勝ち点差は6あり、
3試合のうち1試合勝って1引き分けで勝ち点4だったとしても合計83とし、全勝した場合のアビスパ福岡の勝ち点を1上回る計算となる。
またジュビロの3試合を全勝した勝ち点にも並ぶ。
あと2勝すれば大宮は自動昇格が確実。
つまり大宮は超余裕な感じでJ2優勝を決める可能性が非常に高いということだ。
名波浩監督率いるジュビロ磐田にはしっかりとしたチームコンセプトがある
普通に考えれば大宮とジュビロがこのままいけば自動昇格ということになる。
大宮はエース家長を中心に高い得点能力を備えている。
今季は「史上最強のj2」と呼ばれており
ジュビロは開幕前から常に危機感を持って戦っていた。
ジュビロ磐田の名波監督はピッチのなかでは選手達に考えさせてプレーをさせることを徹底している。
引き分けに終わった第36節の水戸戦では名波監督が審判の判定に対しペットボトルを蹴ってしまい
退場するも選手たちは迷わずにプレーをしていた。
これはチームのコンセプトがはっきりしている証拠である。
会社でも業績が常にいいのは明確なコンセプトがあるところであり、それはサッカーも同じ。
目指すべき方向がわかっているチームは強い。
残り3節あり油断はできないが、今のジュビロなら心配ないだろう。
再びブルーのチームがJ1に戻る日はもうすぐそこまで迫っている。
コメント