バルサは怪我でメッシとイニエスタを欠くもネイマールがチームを牽引
メッシ怪我で離脱
9/28のリーガ第6節、バルセロナの絶対的なエースリオネル・メッシが怪我で2ヶ月の離脱がきまった。
イニエスタ怪我で離脱
9/29のチャンンピオンズリーググループリーグ第2戦でイニエスタが負傷。4週間の離脱が決まった。
ネイマール2試合で4ゴール3アシストの大活躍
今季のバルセロナは主力の離脱が絶えない。
メッシ、イニエスタという攻撃の軸が2人も離脱してしまったのだ。
これでは格下相手にも苦戦するのではないかと思ったが、バルサにはまだあの男がいた。
そう、ブラジル代表のエースネイマールである。
リーガ第8節のラージョ戦で4ゴール1アシストの大活躍。
メッシとイニエスタの不在を感じさせない見事な活躍だ。
そして続くCL第3節でベラルーシのBATEボリソフとアウェーで対戦。アウェーを苦手としているバルサだったが、またもあの男の活躍で勝利した。
1点目はドリブルで左サイドを切り裂きラストパス、2点目は中央の選手に見事なスルーパスを通しての2アシストでバルサを勝利に導いた。
リーガ得点ランキングは8ゴールで首位に
リーガ第8節を終えた時点で、得点ランキングは2位がクリスティアーノ・ロナウドとベンゼマで6ゴール、1位が8ゴールのネイマールが首位に立つ。
もし仮にメッシ(現在3ゴール)が離脱していなければ1位は彼だっただろう。
そうなるとネイマールはメッシの代役を完璧にこなしているといっても過言ではない。
ネイマール、ラキティッチ、スアレスのカンテラ出身ではない3人が攻撃を牽引
前回もメッシが離脱した際、バルセロナはホームでも得点が取れなくなってしまったことがある。
2012-2013シーズンのチャンピオンズリーグの準々決勝のパリサンジェルマンセカンドレグでは、ベンチにいた怪我のメッシを当時の監督ビラノバはピッチに送り出した。
その試合は怪我をしたメッシのおかげで沈黙していた選手たちが息を吹き返し1-1で引き分け2戦合計でバルセロナが準決勝へと進出したのだ。
メッシ依存度の高さを物語るのがこのシーズンの現在チェルシー所属でスペイン代表のセスク・ファブレガスのコメントである。
「この数シーズン、メッシはほぼすべてのゲームでプレーし、ゴールを量産してきた。近年のバルサがメッシに依存してきたというのは確かだと思う」とコメント。「実際、僕もボールをもらった時点で、まずメッシを探すからね。それは他の選手も同じだ。極端な言い方をすれば、全員がメッシの動きを見ながらプレーしている」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0708&f=national_0708_036.shtml
この頃のバルサの戦術に問題があったのは明らかで、選手全員がメッシを見つけてプレーしたのでは「メッシ依存」になるのは当たり前だ。
しかし、昨シーズンからウルグアイ代表ルイス・スアレスが加入したことによって、メッシの負担が軽減されこのシーズンは3冠を達成した。
変わって今シーズンである。メッシに続き、バルセロナの心臓であるイニエスタも負傷。
開幕してまだ間もないときにバルサは危機的状況を迎えてしまった。
しかしネイマール、スアレス、ラキティッチの3人が攻撃を牽引。カンテラ出身ではないこの3選手がバルセロナを引っ張っている。
特にネイマールの活躍は目覚ましいものがあり、メッシ抜きでも一人で4ゴールを奪ってしまったのだ。
メッシ、イニエスタ抜きでもチームが好調とは・・
選手層の厚さにビックリしているのと同時に、カンテラファンとしては少し残念でもある。
次のクラシコであるレアル戦にメッシが復帰するかは微妙だが、もしメッシ抜きでレアルに勝つようなことがあればバルセロナの強さは「本物」であると証明されるだろう。
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