4人の獲得候補選手の紹介
ブルーノ・フェルナンデス
ポルトガルのu21代表の若手MFだが、2014-2015シーズンのデータをみてみると31試合で3ゴールと、なにか物足りない。
おそらくこの磨けば光るダイヤの原石をミランが獲得したとしてもダイヤになる前に、他クラブへ放出することになるだろう。
エル・シャーラウィがそうだったようにミランでは若手を育てることができないのだ。
ハカン・チャルハノール
所属するレバークーゼンでは10番を背負い、トルコ代表でも年代別の代表に選ばれている21才の若き天才MF。
また彼にはフリーキックという武器もあり、その業はワールドクラスである。
ミランの10番を背負うメンタリティーさえあれば、活躍することも夢ではないはずだ。
ロベルト・ソリアーノ
現在のミランの監督であるミハイロビッチがサンプドリア時代の教え子で、監督の戦術を候補の4人の中では最も理解している選手である。
即戦力という意味ではこのソリアーノが第一候補なのかもしれない。
ケビン・プリンス・ボアテング
かつてイブラヒモビッチやロビーニョらと共にミランに入団し、本田が来るまで10番をつけていた元ガーナ代表。本田のいわば先輩という立場だ。
しかし所属先のシャルケでは戦力外通告を受け、夏に移籍先を探すも見つからず、現在はミランのチーム練習に参加している。
練習には参加できるが、試合には出場できず、移籍市場が開く来年の1/1まで待たなければならない。
現時点ではかつてミランで結果を残した唯一の存在であり、ソリアーノの交渉が難航した場合、かつての10番を呼び戻す可能性は高い。
シャルケでは戦力外、ミランのチーム練習には参加、これだけの要素でも冬に加入することは確実といえるかもしれない。
本田圭佑を含め誰がトップ下に一番適任か?
若いトルコとポルトガルの21才はベンチか
私の個人的な意見から言わせてもらえば、まずブルーノ・フェルナンデスとチャルハノールは獲得してもベンチが定位置になると予想する。
冬に来ていきなりチームに適合させるには経験が少ないため時間を要するだろう。これなら本田を使ったほうがマシかもしれない。
ソリアーノは監督が熱望していることから第一候補
そしてソリアーノであるが、一番ミハイロビッチが獲得したい選手ではあると思うが、ただ夏に獲得を画策して失敗している。
おそらく13億円という決して高くない移籍金を支払わなければならなかったからであろう。冬にまたオファーを出しても同じかそれ以上の額をサンプドリアは要求してくるはずだ。
財政状況が厳しい今のミランではすんなり獲得できる選手ではないことはたしか。ただ獲得すれば、ミハイロビッチ監督にシーズン通して使われていることから
本田よりもトップ下として機能する可能性は十分に高いといえる。
ケヴィン・プリンス・ボアテングは元ミランの10番の実績を持つ
最後のケヴィン・プリンス・ボアテングが一番ミランにとっての最良な補強となると思っている。
ミランでのプレー経験があり、「10番」をつけていたということであれば本田よりも機能することは明らか。
また元イタリア代表で今夏加入した悪童バロテッリともプレーした経験があり、いいコンビネーションを発揮できれば定位置確保は難しくないはずだ。
よって金銭面で折り合いがつけば「ソリアーノ」、安く済ませたいなら「ボアテング」といった感じだろうか。
コメント