倉田が孤軍奮闘も実らず!スルガ銀行チャンピオンシップ でガンバ大阪が南米王者リーベルに敗北!日本代表宇佐美ら主力不在で決定力欠く・・

Jリーグ
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スルガ銀行チャンピオンシップ 2015OSAKAが11日に行われ、ガンバ大阪とリーベル・プレートが対戦した。

2014・Jリーグヤマザキナビスコカップ王者のG大阪とコパ・スダメリカーナ2014を制したアルゼンチンのリーベル・プレートによる一戦。G大阪は東アジアカップ2015に参加したGK 東口順昭、DF丹羽大輝、DF米倉恒貴、FW宇佐美貴史がメンバー外となり、DF藤春廣輝とMF倉田秋はベンチスタートとなった。一方、5日にコパ・リベルタドーレスを制し南米王者となったリーベル・プレートは、MFカルロス・サンチェスや元アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラが先発に名を連ねている。

南米王者リーベルがスルガ銀行杯制覇…主力欠くG大阪を攻守に圧倒 | サッカーキング
スルガ銀行チャンピオンシップ 2015OSAKAが11日に行われ、ガンバ大阪とリーベル・プレートが対戦した。  2014・Jリーグヤマザキナビスコカップ王者の···

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リーベルプレートはアルゼンチン代表の2軍のようなチームである

リーベルプレートの過去の選手がすごい

パブロ・アイマール 現役引退


バレンシアで活躍したアルゼンチンの魔法使い。あのバルセロナのメッシも尊敬するほどの選手。

 

ハビエル・マスチェラーノ 現バルセロナ


リバプールで欧州での価値を高めると、2010年にバルセロナに移籍。当初はセルヒオ・ブスケツの控えであったが、CBで起用されるとその才能が開花。

以後は今日に至るまでバルサの最終ラインを守っている。

 

ラダメル・ファルカオ 現チェルシー


コロンビア代表のエースストライカーで、ポルト、アトレティコマドリード、マンチェスターユナイテッド、チェルシーと数々のビッグクラブを渡り歩いてきた。

リーベルでは90試合で34得点を記録している。

 

現所属メンバーもすごい!

◆来日メンバー20名
GK
マルセロ・バロベロ
フリオ・キアリーニ

DF
ガブリエル・メルカド
ホナタン・マイダナ
エデル・アルバレス・バランタ
レオネル・バンジョーニ

MF
ラミロ・フネス・モリ
カミーロ・マジャダ
マティアス・クラネビッテル
ルチョ・ゴンサレス
カルロス・サンチェス
アウグスト・ソラーリ
レオナルド・ピスクリチ
ニコラス・ベルトロ
レオナルド・ポンシオ
ゴンサロ・マルティネス

FW
セバスティアン・ドリウッシ
ハビエル・サビオラ
タバレ・ビウデス
ルーカス・ボジェ

リベルタ王者のリーベルが来日メンバーを発表 11日にG大阪と対戦《スルガ銀行チャンピオンシップ》 - 超ワールドサッカー!
▽リーベル・プレートは6日、11日に日本で開催されるスルガ銀行チャンピオンシップのG大阪戦に向け、来日メンバー20名を発表した。

 

ハビエル・サビオラ


バルセロナで活躍した元アルゼンチン代表のアタッカー。2008-2009シーズンにはレアルに「禁断の移籍」をしたがルイス・フィーゴのときのようにファンから非難されることはなかった。

おそらく彼自身が構想外になっても契約し、バルセロナを愛していた選手だとファンも分かっていたからであろう。

レアルでは思うように出場機会は得られず、その後ベンフィカへと移籍、マラガ、エラス・ヴェローナFCと渡り歩き、現在に至る。

 

ルチョ・ゴンザレス


フランスのマルセイユやポルトガルのポルトなどで活躍したアルゼンチン人のMF。ボランチ、右センターハーフなど中盤ならどこでもこなす器用な選手。

 

レオナルド・ポンシオ


元アルゼンチン代表でポジションはサイドバックからボランチまで守備的なところならどこでもこなす。またフリーキッカーとしても優れている。

 

パトリック、リンスのブラジルコンビは南米王者に通用せず

南米王者はJリーグ王者に対して全く手は抜かなかった。

直後の8分に試合が動く。リーベル・プレートがゴール前に攻めこむとサビオラのシュートがこぼれたところに反応したニコラス・ベルトロを井手口陽介がエリア内で倒してしまいPKが与えられる。これをC・サンチェスがゴールど真ん中に蹴りこみ先制点を奪った。

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と開始間もないところで早くもガンバ大阪は失点してしまう。

そして31分にはカルロス・サンチェスが蹴ったコーナーからガブリエル・メルカドが高い打点からヘディングゴールで2点目。

さらに後半に入った61分にはゴンサロ・マルティネスがスルーパスから抜け出しダメ押しの3点目が入る。

先発したガンバのブラジルコンビパトリックとリンスは堅いリーベルのゴールをこじ開けることができず、1点も加えられないままJリーグ王者は南米王者に完敗を喫した。

 

日本代表宇佐美貴史は東アジアカップよりこの試合に出場させるべきだった

この試合でスタメンとベンチメンバーを見た時、ガンバ大阪は負けるだろうなと思った。

日本代表で東アジアカップを戦った倉田と藤春はベンチメンバーで登録されていたものの、ガンバのエース宇佐美貴史は最終戦の中国戦に出場したために欠場していたからである。

南米王者と試合をするまたとない機会、ガンバは負けはしたものの選手達は貴重な経験を積んだに違いない。

個人的には宇佐美が南米の選手相手にどこまでやれるか観れなかったのが残念であり、東アジアカップなどというアジアのどうでもいい大会に宇佐美を招集したのが欠場の理由だったのには怒りすら覚える。

向こうも控えで挑むつもりは全くなかった様子で、この大会にかける本気度が伝わってきた。ガンバに宇佐美がいればおもしろい試合になったはずだ。

先発したパトリックも調子が悪かったのかいつもなら決めている決定機をスランプにでもなったかと思うくらいに生かせていなかった。

おそらく宇佐美がいなかったせいで調子が悪かったのであろう。

しかし収穫もないわけではなかった。東アジアカップを戦った日本代表の倉田秋だけは、アルゼンチン人の強力なパワーに屈せず、多くのチャンスを作っていた。

彼に決定力がついたとき、とんでもない選手になるだろうという予感さえした。

結果的に負けはしたが、こうして新たな発見があっただけでも日本のサッカーにとっては大きなプラスだとポジティブに捉えてもいいのかしれない。

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