ロナウドはレアルに裏切られた?ロナウドのユベントス移籍4つの真相とは?

サッカーコラム
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今夏、レアル・マドリードの絶対的エースでもあり象徴でもあったクリスティアーノ・ロナウドが退団し、セリエA7連覇中の名門ユベントスに加入した。

今回は、この移籍がどのようにして実現したのかを追っていこうと思う。
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1.年俸問題 ネイマールとメッシに比べて低すぎるロナウドの年俸

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クリスティアーノは兼ねてから年俸の低さ(約2200万€)に不満を持っており、

メッシ(約4800万€)やネイマール(約3800万€)といったワールドクラスの選手と同等の年俸を要求。

ドゥオデシマの際に、年俸upでの契約延長という約束をペレスと交わしたが

その約束は未だに果たされていなかった。

その原因として、33歳という年齢に対して高額な年俸での契約延長にリスクを感じたため。

 

2.人間的感情 2017-2018シーズンのCL決勝でロナウドが決めたオーバーヘッドにユベンティーノが拍手喝采

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昨季不調時にクラブから支えられることがなく、

切り捨てる考えをクラブが持ち始めたことによりロナウドはこれに対し激昴。

また、昨シーズンCL準々決勝1stレグのアウェーで行われたユベントス戦での2点目となる

見事なオーバーヘッドシュートが決まった際、

スタジアムに集まったユベンティーノからスタンディングオベーションを受ける。

これも1つのきっかけであるとDAZNスペシャルインタビューにて本人が語っている。

ロナウド本人がクラブからの愛情を欲しており、

そのクラブがレアル・マドリードではなくユベントスだと判断した。

 

3.本人の意思の尊重、ユベントスと同額の年俸をレアルも提示

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クラブ側はロナウドに対し最終的に、ユベントスと同額の年俸3000万€の提示。

これにより、残留か移籍かロナウド本人の意思によって決めてもらうことに。

ロナウド自身は移籍を望んでおり、クラブ側も大きな功績を残してくれた

本人の意思を尊重し、残留を無理強いすることはなかった。

 

4.レアルマドリードの会長ペレスの思惑

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ペレスとしては当然、できることならロナウドは売りたくない存在であったが、

33歳という年齢で約1億1000万€という移籍金で、

9年前にマンチェスター・ユナイテッドから獲得した際の約9600万€よりも高額であるという、

30代を過ぎパフォーマンスが落ちていくだろう選手に対して

これ以上ないほどのオファーであるのは一目瞭然である。

これを見過ごさないのがペレスの商売上手な手腕である。

 

ロナウドの移籍は人間的な感情での部分が多いだろう。

クラブがもっと彼に愛情を注いでいたらまた違った結末となっていたかもしれない。

あるいは、ジダンが監督を続けていたら、、、などと想像するとキリがなくなるがいずれにせよ、

クリスティアーノ・ロナウドというワールドクラスのアタッカーを確保したユベントスは、目標である悲願のCL制覇となるのか、

またロナウドはユベントスにCLというタイトルをもたらすことができるのか。

今年も、クリスティアーノ・ロナウドから目が離せない1年になりそうだ。

 

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