香川を見限った無能監督?ファンハールが抜擢したすごい4選手とは?

サッカーコラム
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マンチェスターユナイテッド時代を除けば若手を重用し結果を出していたオランダ人監督のファンハール

ファーガソンが退任した2013年以降

モイーズ、ギグス(暫定)、ファンハールと

監督が交代していき

現在はモウリーニョが率いているユナイテッド。

サッカーの母国イングランドが誇る名門チームに

今ロシアワールドカップに参加している我らが

日本代表の香川真司も2シーズンだけ在籍。

香川はファーガソン退任以降、チームにフィットせず、

苦しいシーズンを過ごしていた。
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モイーズ時代はほとんど出られず、

ファンハールにいたってはプレシーズンで香川を守備的MFとしては使えないと

見切りをつけ、放出している。

ドルトムントに復帰してからの香川は水を得た魚のように躍動。

ムヒタリアン、ロイス、オーバメヤンとのカルテットはファンタスティック4と称された。

300億円近く補強に使ったもののファンハールは

チャンピオンズリーグ出場権を獲得するのがやっとで

2015-2016シーズンに解任させられている。

香川の他にもチチャリートことハビエル・エルナンデスやダニー・ウェルベック、

エバンス、ファンペルシーなど

ユナイテッドの下部組織にいた選手も含めた多くの選手を放出。

これにはコーチのギグス、さらにファンハールの後を引き継いだ

モウリーニョも激怒。

ユナイテッドでは無能なイメージが先行するファンハールだが

過去率いたチームでは数々の若手選手を抜擢しており、

その選手たちは後に彼が去った後もチームの中心選手として活躍している。

そんなファンハールが見出した当時無名だった選手たちを紹介していこう。

 

イニエスタ MF  バルセロナ

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バルセロナのパスサッカーを長年中盤で支えた世界最高のパサー。

アシストをすることが彼の仕事ではあるが、ときに大事な試合ではゴールを決める

決定力も併せ持つ。

日本人でもイニエスタのファンは多く、今年バルセロナを退団し、ヴィッセル神戸に

移籍したことで話題になった。

バルセロナを率いた歴代の監督がメッシと共に重用したイニエスタ。

そのイニエスタを最初にカンテラからトップチームにあげたのがファンハールであり

当時2002年だったのでイニエスタの年齢は18才くらいだった。

 

トーマス・ミュラー FW  バイエルン

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「攻撃的なポジションであればどこでもプレーできるし、いつもゴールを決めている。彼は絶対にプロで通用する」

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バイエルンのサテライトチームの監督だったヘルマン・ゲルラントの助言を受け

ミュラーをトップチームで使ったファンハール。

2009-2010シーズンにミュラーはブンデスリーガで13ゴール11アシストを記録。

ファンハールがトップチームにあげた選手ではないが、彼が試合に使って開花した選手であり、

その後、2010年南アフリカワールドカップでドイツ代表として出場も果たしている。

 

クラレンス・セードルフ MF アヤックス

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オランダのリーグでは比較的若い年齢の選手がトップチームで活躍するが

ファンハールが率いていた名門アヤックスで

16才という若さでデビューしたオランダ人選手がいる。

そう、ミランで長きに渡り活躍したセードルフである。

1994年にはアヤックスの黄金時代を築き、チャンピオンズリーグ制覇を経験している。

この後、19歳でイタリアのサンプドリアに移籍する。

セリエAが世界最強リーグと言われた時代に移籍したセードルフ。

さらにスペインのレアルマドリードに若くして移籍して中心選手として活躍。

その後、インテルを経由してミランへと移籍。

2002から10年間主力としてプレーした。

ファンハールも同じオランダ人のセードルフの出世は相当嬉しかったことだろう。

 

ラッシュフォード FW マンチェスターユナイテッド

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18才のラッシュフォードをプレミアリーグの試合に出場させたファンハール。

デビュー戦でいきなりゴールを決めたヤングスターは

今もユナイテッドでプレーしている。

ユナイテッド時代は有能な選手を次々と売り、結果を出せなかったファンハールだったが

ラッシュフォードをデビューさせた手腕はさすがである。

若手をためらいなく使う、ポリシーは健在だった。

ラッシュフォードは現在開催中のワールドカップでイングランド代表としてプレー。

日本がグループリーグ突破を決めれば対戦する可能性もある。

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