ガーナ戦後にハリルの非情宣告!ロシアW杯の23人に入れない【当落線上の6選手】は誰?

サッカーコラム
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5月のガーナ戦後にロシアワールドカップを戦う日本代表23人が決定。3月の欧州遠征後さらに3人が脱落

3月の欧州遠征のメンバーが先日決まった日本代表だが

5月30日には国内でワールドカップ壮行試合があり、ガーナと対戦。

その内容を元に、最終メンバー23人をハリルホジッチが決めることになる。

3月の遠征メンバーは26人選出されており、もしこのメンバーのままワールドカップを戦うとしたら

あと3人削らなければならない。

その3人は誰になるのか?今回選ばれていない選手も含め当落線上の選手をあげてみたので是非みてほしい。

 

1.小林悠 川崎フロンターレ所属 FW

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昨シーズンのJリーグで目覚ましい活躍をみせ、得点王、MVPを獲得した

川崎フロンターレのエースストライカー。

30代を迎え、覚醒した小林悠だが、代表の最終メンバーに残れるかは疑問である。

今回呼ばれたのはJリーグ勢の最終チェックであり、小林でダメなら国内の選手には見切りをつけるという意味もあるだろう。

今回は小林(悠)、杉本(健勇)、大迫を選んだ。岡崎とは違うクオリティを持っている。より得点を奪うことができる選手だ

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小林悠が評価されているポイントは得点力だけ。

もしベルギー遠征で0得点だった場合

守備が期待できない、大迫のようなボールキープもできない小林では

今後招集されることはないだろう。

現状、呼ばれてないがレスターの岡崎よりも小林が選ばれる可能性は低いとみられる。

 

2.宇佐美貴史 デュッセルドルフ所属 FW

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宇佐美が今回呼ばれたのは、彼に最後通告をするためだ。

ドイツに渡ってからはコンディションを落し、長らく代表には呼ばれてなかったが

最近点を取り始めたことでハリルの信頼を少し取り戻した。

5月のガーナ戦で得点に絡む活躍をみせなければおそらく当落。

守備が評価されるパターンもあるが、エイバルで守備が監督に評価されスタメンを勝ち取っている乾が

今回選外になっていることから乾よりも守備力が劣る宇佐美がそこで評価されることはまずないと思われる。

最も今月の遠征2試合で不甲斐なければ、日産スタジアムで宇佐美の姿をみることはないだろう。

 

3.浅野拓磨 シュツットガルト所属 FW

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井手口と共に、ワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦ではヒーローになった浅野。

しかし、今シーズンはクラブで思うような活躍ができず、ベンチがすっかり定位置になってしまった。

浅野のスピードはハリルジャパンの将棋でいう飛車だと思っていたが、

ここにきてハリルは飛車のコマをあっさり捨てている。

遠征2試合で中島や宇佐美が活躍すれば、飛車の役割は彼らに移り、

浅野の名前は5月にはメディアから消されることになるだろう。

 

4.宇賀神友弥 浦和レッズ所属 MF

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浦和レッズの選手は3月のメンバーに3人入っているが宇賀神が呼ばれた理由は

おそらく左サイドバックで不動の地位を築く長友に少しでもプレッシャーを与えるためと思われる。

しかし川崎フロンターレの車屋もいることから

宇賀神はこの遠征を最後にハリルホジッチのリストから消えることになるだろう。

車屋は去年に国内で行われたE-1選手権である程度のパフォーマンスを披露し、

ギリギリメンバーに入ったのに対し

宇賀神はアジアチャンピオンズリーグのため参加できず試せなかったからということで呼ばれたにすぎない。

ブルガリアの加藤を練習の時点で見切りをつけたハリルのことだから

宇賀神を1試合も起用せず、リストから名前を消すこともあり得るだろう。

 

5.柴崎岳 ヘタフェ所属 MF

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まさかの柴崎?あり得ないという方もいるかもしれないが

ハリルジャパンの現状をみると柴崎も当落線上にいると思われる。

そもそも日本代表のグループリーグの相手は全て格上。

ハリルが理想とするアジア最終予選のホームオーストラリア戦のメンバーをベースに考えると

インサイドハーフに柴崎がスタメンで起用されるのは難しいと考え

戦術的な理由で最終メンバーからはまさかの落選があり得る。

ヘタフェでの起用をみてみると1月に行われたラリーガのセビージャ戦では

4-2-3-1のトップ下で起用されていた。

ハリルがワールドカップでトップ下が主戦場の選手を本来のポジションで使うとは考えにくいし、

インサイドハーフで使うのならドルトムントで同じポジションで起用されている香川のほうがいいだろう。

「今回は真司と清武(弘嗣)がいない。その中で8番、10番の役割ができる選手」

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今回柴崎と同じタイプの大島、森岡が呼ばれているがハリルホジッチは招集した理由について

清武と香川がいないからと述べている。

これは絶好調の香川と清武がファーストチョイスで他はセカンドチョイスという意味にもとれる。

また井手口のようなファイタータイプではなく、ゲームメイクが得意なボランチをハリルは斬り捨てており、

最たる例は浦和レッズの司令塔柏木陽介が最終予選になった途端、呼ばれなくなったというものだ。

理由を書くと長くなるし脱線するので割愛するが、簡単に言うとアジア相手にハリルの真骨頂である

相手の戦術を消す戦い方が必要になり、4年前までアジア相手に必要だったゲームメイクをする選手が

必要なくなったということである。

しかしもし自分が監督だったらということでフォローするなら絶対柴崎は選ぶ。

最終ラインを5人にする5バックの戦法なら強豪相手だとしても柴崎を使うことは可能だからだ。

柴崎同様同じ役割で呼ばれている大島と森岡も落選候補となるだろう。

 

6.遠藤航 浦和レッズ所属 DF

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浦和レッズの選手にはチャンスをくれているハリルホジッチ。

遠藤航はハイチ戦でアンカーとしてプレーしたことから

おそらくDFではなく、中盤の1枚という位置づけだろう。

ハリルは井手口の代わりを見つけたいのかもしれないが現状井手口のほかにアンカーが務まる選手は

日本には存在しない。

この遠藤は克服しなければならない欠点があり、その改善がみえなければ当落は確定だ。

「中盤になるとプレッシャーを180度ではなく、360度で受けることになる。常に首を振ったり、より早い判断でプレーしないと(相手に)捕まる」

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これは遠藤がハイチ戦でアンカーを務めた後のコメントである。

ここコメントからもわかるように視野が狭く、判断も遅い遠藤はアンカーには向いておらず

ましてやJリーグというプレッシャーもゆるい環境でやっている限りは、どんなに本人が努力しても

身に着くものではないだろう。

センターバックとして使う手もあるが槙野や吉田、昌子、植田さらに森重真人も候補にいることから

その競争に入るのは困難と思われる。

 

3月の欧州遠征で外された乾貴士と岡崎慎司の日本代表復帰はありえるのか?

ラリーガとプレミアリーグでそれぞれゴールを決め多少なりとも

成果をあげているレスターの岡崎とエイバルの乾。
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この二人は今回の遠征メンバーに召集されず、乾に関してはずっとみていると

ハリルホジッチのフォローがあったものの

岡崎については得点力不足をあげられ、代表落選が現実味を帯びている。

乾に関しては個人的に思うに、エイバルでも守備が評価され、試合に出続けていることから

ハリルホジッチの評価は高いと思われる。

ただし乾のポジションはサイドに限定されるのが難点であり、宇佐美や中島の活躍によっては

最終メンバーに漏れることもありえるだろう。

心配なのは岡崎である。
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今回半年ぶりに本田圭佑が呼ばれたということは久しぶりに調子のいい選手を試したいというのが

ハリルホジッチの考えであることがわかる。

中島は初選出となり、周囲を驚かせたがあとは復帰組がほとんどであり、ワールドカップ前の試合に

新戦力を試すことはもう極力しないというメッセージにもとれる。

であれば、今回試合にコンスタントに出ている香川(怪我でなければ呼ばれてた?)、

武藤嘉紀、岡崎慎司、酒井高徳が

外れたということはハリルホジッチの中で見切りをつけられている可能性は高く

仮にリーグ戦にこのまま出続けシーズンを終えたとしても

そのまま召集されることなく最終メンバーには残らないのはあきらかである。

しかし今月の欧州遠征の2試合があまりにもひどい内容だった場合は

ハリルホジッチも戦術の変更やむなしという結論となり、2トップにする可能性もなくはない。

レスターでやっている岡崎の役割は日本代表とは違う

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15日、欧州遠征に臨む日本代表のメンバー26人が発表された。乾貴士と岡崎慎司の選外について、ハリルホジッチ監督が理由を説明。「得点力」を重視しての選出だと語り、現在の調子も関係するとした

(今のところはレスターのようなサッカーをする気はないようだが…)

そうなれば岡崎の活きる道が見いだせるので5月のメンバーに代表復帰することも可能だろう。

ただし、確率はかなり低く、久保や原口がほぼ内定と仮定するならば

ワールドカップで岡崎の雄姿をみれないということを

サポーターは覚悟したほうがいいと思われる。

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