ゴール数ではFW失格?ゴールを決めないマンジュキッチがファンから愛される3つの理由

サッカーコラム
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セリエAユベントス優勝セレモニーで喝采を浴びたのは前シーズン7ゴールしかあげていないマンジュキッチ

セリエA16-17シーズンの第37節の試合後、

ユヴェントスのホームスタジアムのユヴェントススタジアム(現アリアンツスタジアム)で優勝セレモニーが催された。

ユヴェンティーノの私にとって6年連続に訪れた至福の時間。

各選手が背番号順にティフォージの歓声に迎えられピッチに姿を現していく。

そんな中登場の際にブッフォンやディバラのようなクラブの顔と呼べる選手同様に、

一際盛大な歓声を浴びた選手がいる。

背番号17番、マリオ・マンジュキッチである。

シーズン通して彼のプレーを見てきた私にとってはこの光景がセレモニー中で一番グッときた。

16-17シーズンのセリエAでマンジュキッチが残した成績は35試合出場7ゴール。

FWとしてはお世辞にも多いと言えない数字の彼が何故ここまで認められ、愛されているのか?

その理由を明らかにしていくので最後まで見てほしい。

①高い献身性

今やマンジュキッチの代名詞である。

チームの為にとにかく走る。

攻撃面でのランニングはもちろんだが、その献身性が際立つのは守備の場面だ。

相手にカウンターを受けた際、

敵陣のゴール前にいたマンジュキッチは全速力で自陣に戻り、

守備に参加してCBのように身体を張ってピンチを防ぐ。

彼のその姿勢はティフォージはもちろん、チームメイトや監督からも高い評価とリスペクトを受けている。

②守備能力の高さ

先の①でも少し触れたように、マンジュキッチはFWながら守備力も一級品である。

ハイボールやフィジカルコンタクトに強く、クロスに対してのポジショニングも上手い。

さらにボールホルダーにプレスをかける際も、単純にパスコースを切りながらチェイスするだけでなく、

味方の多い方に誘導するようにプレスをかける。

球際も強い。

パワーとリーチの長さを活かしたボール奪取は迫力満点だ。

その能力をと姿勢をアッレグリ監督も高く評価しており、

今やマンジュキッチの守備力はユーヴェの大きな武器になっている。

③戦う姿勢

デシャン、コンテ、ビダル。強いユヴェントスには必ず、伝統的に戦える選手がいた。

現在のユヴェントスの戦士は間違いなくマンジュキッチだ。

激しいフィジカルコンタクトを苦にせず、チームの為に身体を張る闘志溢れるプレーは敵を圧倒するだけでなく、

チームに大きな勇気を与える。

その姿に心を鷲掴みにされたユヴェンティーノは多いはずだ。
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クロアチア代表にも選出されているマンジュキッチ。ロシアワールドカップでも闘志あふれるプレーがみたい

上記の3つ以外にもマンジュキッチについて紹介したいことは多々あるが、

止まらなくなるのでここまでに(笑)

なかなかハイライトにはピックアップされないような、

いぶし銀なプレーが持ち味のマリオ・マンジュキッチ。

クロアチア代表としてもロシアW杯にも出場するであろう彼の闘志溢れるプレーに今後も目が離せない。

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