降格はもう決定的か?崖っぷちの清水エスパルスがJ1に残留できると思う3つの理由

Jリーグ
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2017シーズンホーム最終戦、降格が決まっている最下位アルビレックス新潟に先制も逆転負け

昨日の日本平でのホーム最終戦はほぼ満員。当日チケットはゴール裏以外は売り切れとなっており

残留する瞬間をこの目でみようと多くのサポーターが駆け付けた。

だがそのサポーターを裏切る形でエスパルスは勝てる試合を自ら逃してしまう。
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小林伸二監督は後半リードしているなか、守りにいくか攻めにいくかをはっきりしないような

交代カードを切る。

DF鎌田を投入したのが最初の交代カード。

しかしこの鎌田が急なアクシデントで交代を余儀なくされ、すぐにFW長谷川が投入される。

ここから徐々にエスパルスのゲームプランが崩れ、事実鎌田が負傷でピッチ外に出ている間に失点しており、

あれがなければ勝てていたと思う。

後半42分に怪我でコンディションが悪いチアゴ・アウベスが鄭大世に代わって入ったが

プレー時間が足りず、違いをみせることはできなかった。

新潟が逆転した3点目は交代した酒井宣福の放ったなんでもないクロスがそのままゴールに入り、失点。

前半まではエスパルスが試合の主導権を握り、完璧な試合運びをしていた。

だが後半に入ると、全体的に運動量が落ち、試合終了間際の相手陣内でのスローインでは

味方の選手が誰もサポートにいかず、「ボールもらいにいけよ!」と清水サポーターから怒号が

飛び交う始末だった。

一緒に行ったホンダFCサポーターのF氏は「ホンダとやった練習試合と同じでよくなかったね」と話していたほど。

ネットでもオレンジ3チームが降格だなというコメントが書きこまれており多くのサポーターが絶望的な気持ちになっていると予想できる。

そこで本当にエスパルスは降格するのか?清水サポである私個人が

残留することはできないのかを考察してみたのでみてほしい。

 

残留する可能性その1。対戦相手のヴィッセル神戸の成績も決していいわけではない

元ドイツ代表の10番ルーカス・ポドルスキがいる神戸だが

その成績は決してその戦力に見合ったものではない。
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ここ直近のリーグ戦5試合は1勝3敗1引き分けと

エスパルスと最後の残留枠を競っている甲府にしか勝っておらず、

広島に2失点、昨日のセレッソ大阪戦では3失点とこれまた失点が多い状況である。

神戸のホームとはいえ、清水が勝つチャンスもないわけではない。

今日の試合で金子、北川がここ何試合か無得点だったチームに久々の得点をもたらした。
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清水の守備には期待できないが、攻撃面ではある程度期待が持てる状況なので大量得点すれば

可能性は低いが勝てるかもしれない。

 

残留する可能性その2。ヴァンフォーレ甲府は勝てばいいだけ。でも相手はベガルタ仙台だからそう簡単に勝てないよ

ヴァンフォーレ甲府にしてみれば清水が引き分けでも勝てば逆転残留ができる。

だから清水よりは簡単でしょと思うかもしれない。

しかし甲府は得点力不足に悩まされており、ここ5試合で当然ながら勝ちがなく、昨日の大宮との試合では引き分け

わずか残り3試合で就任した石井監督のチームから得点することができないままドロー。
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最終戦を戦う相手はベガルタ仙台だが先日の試合で格上の横浜Fマリノス相手に2-2と引き分け

勝負強さを発揮。

堅守が売りのチームに2得点した攻撃力は甲府にとっても脅威であり、

いくら守備がいいとはいえ甲府がそうやすやすと勝てる相手ではないだろう。

もし甲府が負ければ、清水エスパルスは勝っても負けても残留が決まる。

他力ではあるが、どうしてもJ1に残りたいなら甲府の負けを祈るしかない。

 

残留する可能性その3。ホームのほうがエスパルスの場合プレッシャーになる?

エスパルスはJ2にいた作シーズン、なかなかホームで勝ち星を得られず、苦しんでいた。

ホームでは無敵のコンサドーレ札幌とは違い、なぜかホームで勝てないエスパルス。

サッカー王国静岡のサポーターの厳しい目がプレッシャーとなり、勝ちを逃しているとも考えられなくはない。

アウェーであれば当然清水のサポーターの数は減る。神戸とのアウェーでは選手とサポーターの距離が遠い

ユニバー記念競技場である。トラックの分、ヤジも聞こえづらいからエスパルスの選手は逆にのびのびとプレーできるかも。

事実、新潟線もサイドが変わり、オレンジで超満員のゴール裏への応援を受けていた

(試合開始に座ろうとしたが空きがなく)後半に失点しており

少なからずプレッシャーを感じている選手がいるのかもしれない。

こんなことを書くのはサポーターとしてどうかと思うが、今シーズンのホーム最後の勝ち試合である

セレッソ大阪戦も平日開催でいつもより観客が少なく12324と17000人が訪れた新潟戦よりも少なかった。

逆にアウェーであることがエスパルスの救いになるかもしれない。

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