日本代表はアギーレの方がまし?ハリル監督のダメ采配の記事にふざけるなといいたい!!

サッカーコラム
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日本代表がシンガポールに引き分けたのは監督の戦術の問題ではない

日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「私の人生で、19回のチャンスを作りながら点が入らなかったという経験はほとんどない」と、遠回しに内容は良かったとアピールしたが、強がりも甚だしい。ここまで戦術的見どころのない試合は、久しぶりである。

ハリルホジッチ監督の采配に対する疑問「縦へのスピード」強調しすぎか - ライブドアニュース
筆者が、ハリルホジッチ監督の采配や戦術を批判している。同監督は、代表監督に就任してから「縦へのスピード」を強調してきた。シンガポール戦では、急ぎすぎた選手たちの「交通渋滞」が起きていたと筆者

 

この人は何を言っているのだろう?

負けたならまだしも内容的には圧倒しての引き分け。それも縦に早いサッカーというのは十分伝わった試合だった。

「見どころがない」はいいすぎではないだろうか。

 

今は改革の真っ最中、結果が伴わない試合もある。

ハリルホジッチ監督は、日本代表監督に就任してから「縦へのスピード」を強調してきた。選手たちは、監督に選ばれるために、それを体現しようとした。シンガポール戦後、多くの選手たちが「縦に急ぎすぎた」と反省していたように、ピッチでは急ぎすぎた選手たちの“交通渋滞”が起きていた。ハリルホジッチ監督が色を出しすぎたゆえの現象である。

ハリルホジッチ監督の采配に対する疑問「縦へのスピード」強調しすぎか - ライブドアニュース
筆者が、ハリルホジッチ監督の采配や戦術を批判している。同監督は、代表監督に就任してから「縦へのスピード」を強調してきた。シンガポール戦では、急ぎすぎた選手たちの「交通渋滞」が起きていたと筆者

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ハリルホジッチ監督が色を出しすぎたゆえの現象

これは私が考えるにマイナスポイントではないと思う。むしろプラスだ。前向きに捉えていい。

だって

改善点がでたのだから。

ピッチでは急ぎすぎた選手たちの“交通渋滞”が起きていた。

これで次は修正してもっといいテンポの速いサッカーしてくれるんじゃない?

違う?

 

 

アギーレ監督に戻して状況は良くなるの?

試合開始後は選手交代になる。つまり、それらが監督の評価となるわけだが、シンガポール戦でいえば、ハリルホジッチ監督の“監督力”は、5点満点の2点といったところだろう。

さらに最悪だったのが選手交代であり、交通渋滞が起きている前線に大迫勇也選手を入れたことだ。

当然、大迫はボールにからめず、徐々に存在感をなくしてしまう。その後、中盤の柴崎岳選手に代えて原口元気選手を入れたが、なぜか原口選手は普段のポジションとは違うボランチで使われた。結局、3人の交代枠すべてを使ったが、一度も流れは変わらなかった。「縦へのスピード」に執着し、個人の能力で打開を図るという、学生のようなサッカーに終始していた。

ハリルホジッチ監督の采配に対する疑問「縦へのスピード」強調しすぎか - ライブドアニュース
筆者が、ハリルホジッチ監督の采配や戦術を批判している。同監督は、代表監督に就任してから「縦へのスピード」を強調してきた。シンガポール戦では、急ぎすぎた選手たちの「交通渋滞」が起きていたと筆者

 

大迫勇也を入れたのはポストプレーをさせるため

おそらく大迫に縦のボールを入れさせ、ポストプレーをさせることによって、ハリルホジッチはペナルティーエリアの中の相手のDFを前に出させかったのではないだろうか。

そうすればスペースが空きパスコースができる。

しかし監督の意図することを選手が理解できていなかった。大迫をうまく使えなかったのは、やはり前線の選手に問題がある。

監督の采配は決して間違いではない。

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アギーレは選手選考の時点で問題がある

あるサッカーライターは「意図のはっきりとした選手交代などは、アギーレ前監督のほうがよかった。アギーレ前監督に戻ってきてほしい」と語るが、「それは日本サッカー協会が絶対に許さないし、ハリルホジッチ監督は協会のお気に入りだ。大手メディアが25年ぶりの失態を批判しないことが、それを物語っている」

ハリルホジッチ監督の采配に対する疑問「縦へのスピード」強調しすぎか - ライブドアニュース
筆者が、ハリルホジッチ監督の采配や戦術を批判している。同監督は、代表監督に就任してから「縦へのスピード」を強調してきた。シンガポール戦では、急ぎすぎた選手たちの「交通渋滞」が起きていたと筆者

 

選手交代はアギーレのほうがよかった。

果たしてそうだろうか。私には何を根拠にそう言っているのか理解に苦しむ。

香川をインサイドハーフで使っていたのと原口をボランチで使うのは何が違うのだろう。

はっきり言ってどっちもどっちもではないだろうか。

そもそも論だがアギーレの場合「世代交代」をしなければいけない時にアジアカップをブラジル代表メンバーで戦った。

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これは監督としてなんの冒険もない安全策だ。これでは意味がない。

結果大事な国際大会経験の場を宇佐美や若い選手は経験できなかった。

おそらくザッケローニが退任してすぐにハリルホジッチが就任していたら、もっとフレッシュなメンバーで大会に臨んでいただろう。

結果は優勝できなかったかもしれないが、それでも仮にアジアカップを戦っていたならシンガポールに引き分けることは絶対なかったといえる。

 

就任してから3ヶ月しか経過してない

要するにハリルホジッチの場合はまだ正式に就任してから3ヶ月なのだ。原口をボランチで使ったのもまだ選手のことを十分に把握できていないためだ。

その原因はあまりに予選まで短期間だったことがあげられる。

しかし準備にそれほど時間を掛けられないなか、ハリルホジッチは十分に視察をしていたし、体脂肪調査や国内組で合宿するなど精力的に監督としての仕事をこなしていると思う。

そして次の予選は9月に行われる。

ここで勝ち以外の結果だったら「アギーレがよかった」とライターは書けばいい。

でも予選後の記事は書く見出しが全く逆のものになるだろう。

だって次は勝ち以外の結果なんてあり得ないのだからーー

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