ゴールキーパーに必要なのはセービングの技術だけだと思ってませんか?GKに最も必要な【極意】を紹介!

サッカーコラム
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小学校の少年団のチームや中学校の部活にはキーパーコーチがいないということが少なくありません。

そこで小中高とキーパーをやっていた私が極意を伝授したいと思います!

 


 

キャプテン翼の若林くんに憧れた私が中学でコーチから学んだことは技術ではないメンタル

翼君以外の選手に決められたことがないGK若林に憧れた中学時代

大事なのは技術じゃない!?

これは私が中学生の時にあるコーチから学んだことです。

 

突然こんなことを言われても困惑しますよね?

当時の私もはてなマークをたくさん浮かべていました(笑)

キーパーといえばあなたが思い浮かべるのは誰ですか?

私は、キャプテン翼の登場人物、若林くんです。

彼はペナルティーエリア外からのシュートは必ず止めるという自信があり、

実際に翼君に決められるまでは誰にも入れられたことがなかったのです。

私はそれに憧れキーパーを始めたといっても過言ではありません。

本物のキーパーは技術ではない?

そう、キーパーといえばどんなシュートでも

止める絶対的な守護神を思い浮かべると思います。

キャッチング能力、セービング、飛び出し、キック

このような技術を備えてこそ本物とキーパーと呼べると

思っている人も多いのではないでしょうか?

 

しかし私のコーチが一番大事だと言っていたのは

 

メンタル

です

キーパーはチームの精神的支柱でなければならないと言ったのです。

試合中のキーパーのメンタルが勝敗を左右する?

試合中にピッチ全体を見渡せる唯一のポジションなので、常に冷静でなければいけません。

例えばチームが攻め急いでいる場面でチームが焦っている状況で、

ゴールキックやパントキックをするときまだ誰も攻める準備ができていないのに、

キーパーまでもが焦って蹴ってしまったらどうでしょう。

試合全体が忙しくなってしまい、自分たちのゲーム運びができないのは目に見えています。

 

また試合終盤、1点ビハインドの状況でカウンターをしかけなければならないのに

キーパーが状況判断できずに長くボールを持ってしまったら

勝てるゲームも勝てなくなってしまいます。

 

そういった場面でキーパーのメンタル(常に冷静でいられる能力)が必要となってきます。

 

ゴールキーパーは失点と隣り合わせ。小学生から失点の責任をGKに負わす

キーパーというものは失点がつきものです。どんなにうまいキーパーでも失点はするものです。

そして小中学生(下手したら高校生も)というのは失点の責任を

すべてキーパーのせいにしがちです。

失点をするとチームメイトから責められます。

「今のはとれるでしょ!」「おい、キーパー!!」などとキレらてしまいます。

(私もよく責められてました。そのたび心の中で「無理だろ!!」と叫んでました(笑))

そのように責められて落ち込んでしまってはキーパー失格です。

そこではチームを励まさなければなりません。

「どんまい!」「1点取り返そう!」

などとチームの士気を高める言葉が大事なのです。

 

川口能活が変えた日本代表のキーパー像。実はすごいのがメンタルだった

10年近く前からキーパーブームが日本でも起こり、

少しづつ人気が出てきています。

その火付け役となったのが、みなさんご存じ

川口能活選手です。

確かに日本を代表するキーパーですから、普通の人よりうまいのは確かですが

技術だけを見たら他にも上手いキーパーはたくさんいます。

しかし彼のすごいところはあのメンタルです。

点を決められても決して落ち込まない、

味方を鼓舞しチームに勝利を呼び込む彼のプレースタイルは

皆さんも魅了されましたよね。

 

 

ゴールキーパーのメンタルは練習では身につかない。ブーイングを受けてもチャレンジ続けることが大事

このようにキーパーは技術よりもメンタルの方が重要になってきます。

技術というのは教えられれば誰でも身に付きますし、

練習を繰り返していけばおのずとついてきます。

しかしメンタルというのはなかなか教えてくれる指導者はいませんし、

練習できるわけではありません。自分の心も持ちようなのです。

文句を言われてもチャレンジし続ける、

そんなメンタルがあれば必ずいいゴールキーパーになれるはずです!

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